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来韓コンサートのドタキャン連発のリチャード・マークス、今度は焼肉店でのイベントをすっぽかす

来韓コンサートのドタキャン連発のリチャード・マークス、今度は焼肉店でのイベントをすっぽかす

Posted July. 26, 2017 08:51,   

Updated July. 26, 2017 09:02

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「Right Here Waiting」や「Now and Forever」で有名な米人気歌手リチャード・マークス(54・写真)の非常識な対応が音楽業界で議論を呼んでいる。

その始まりは4月末だった。彼は当時、「韓半島の軍事的緊張感の高まり」を理由に、来韓をわずか2日後に控えて韓国行きをキャンセルした。6月初めの公演広報のための5月1日から3日にかけての訪韓日程だった。この頃は、コールドプレイ、ノラ・ジョーンズが韓国公演を問題なくこなした時だったので、マークスを巡る世論が冷め始めた。

予定された来韓公演が半月後に迫った5月中旬。今度は韓国コンサート自体が暫定延期となった。5月初めに行うべきだった広報活動ができず、チケットの販売が芳しくなかったというのが韓国側公演事務所が明らかにした延期の理由だった。

マークスが突然、「韓国上陸作戦」を再開したのは今月20日。 6月にできなかった公演を、今度は10月にすると主張し、その広報のために23日訪韓した。

この頃、ソーシャルメディアには、マークスが25日のお昼にソウルのとある焼肉店を訪れるので、レストランにたくさん出向いてほしいという広報記事が広がった。しかし、彼は焼肉店には現れなかった。

焼肉店の関係者は25日、東亜(トンア)日報に対し、「24日夜、マークス側が『個人的事情で日程変更となり、立ち寄れなくなった』と連絡してきた」と話した。マークスは24日夜、KBS番組「不朽の名曲」の収録後、25日午後2時40分に出国した。

マークスは昨年12月、大韓(テハン)航空機内で乗客暴動を抑えつけた事実が自分のフェイスブックアカウントによって広まり、「機内の義人」として話題となった。マークスは当時、「二度とこの航空会社は利用しない」と主張した。来韓公演の関係者は、「彼は来るときはシンガポール航空を、帰る時はアシアナ航空に乗った」と話した。大韓航空には乗らないという約束は守った。



임희윤기자 イム・ヒユン記者 imi@donga.com