「コリアン特急」朴賛浩(パク・チャンホ=44)は2010年を最後にメジャーリーグを去った。その後、日本リーグのオリックスとKBOリーグのハンファでプレーし、2012年末に現役引退した。
ところが、朴賛浩と同い年で、一時は先発投手として直接対決を繰り広げたバートロ・コローン(44=写真)は、今も現役として活躍している。メジャーリーグ最年長選手のコーロンが、ミネソタ・ツインズのユニホームを着て19日にニューヨーク・ヤンキース戦に先発登板する。
1997年にクリーブランド・インディアンスでメジャーデビューした子ローンは、メジャーリーグで21年目のシーズンを送っている。ヤンキースは2011年に所属したチームだ。
山川が2度変わるという20年間を現役選手として活躍できたのは、持ち前の柔軟性のお陰だ。身長180センチに体重129キロと大柄だが、柔軟性だけは飛びぬけて優れている。チーム同僚のヨハン・サンタナは、「コローンのストレッチを見ているとびっくりする。足を伸ばしたまま、腰を曲げる動きをしていたのだが、手のひらじゃなくて頭を地面につけていた。嘘と思われるかもしれないが、自分の目で確かに見たんだ」と話した。
今年はアトランタ・ブレーブスで2勝8敗、防御率8.14と振るわず放出されたが、複数のチームから入団のオファーを受けた。とくに2014年から3年間、44勝を挙げたニューヨーク・メッツが積極的だった。しかし、より多くの機会をつかめるという理由でミネソタを選んだ。
李憲宰 uni@donga.com