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「声なき五輪」トルコ・サムスンでデフリンピック開幕

「声なき五輪」トルコ・サムスンでデフリンピック開幕

Posted July. 14, 2017 09:22,   

Updated July. 14, 2017 09:43

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「声なきオリンピック」をご存知か。

2017サムスン・デフリンピックが18日から13日間、トルコ・サムスン一帯で開催される。1924年にフランス・パリで第1回大会が開催されて以来、今回で23回目を迎える。歴史だけで言うと1960年にイタリア・ローマで初めて開催されたパラリンピックより36年も古い。聴覚障害者や言語障害者らを指すろう者は外見上の障害が認められず、パラリンピックには参加できない。1985年のロサンゼルス大会から出場している韓国は今回で9度目の参加となる。デフリンピックは聴覚障害者(Deaf)とオリンピック(Olympic)を合成した言葉。

国際オリンピック委員会(IOC)の承認を受けたデフリンピックは両耳の聴力損失が、それぞれ55デシベル(dB)以上の選手が対象となる。サムスン・デフリンピックは陸上、バドミントン、バスケットボール、、ボーリング、サイクル、サッカー、ハンドボール、ゴルフ、柔道、空手、オリエンテーリング、射撃、水泳、卓球、テコンドー、テニス、バレーボール、レスリングの計18種目で歴代最大の109ヵ国から5000人が参加しメダルを争う。

韓国は陸上とバドミントン、ボーリング、柔道、サッカー、射撃、水泳、卓球、テコンドーの9種目に役員34人、支援スタッフ28人など計141人と、歴代最大規模の選手団を派遣する。2009年の台北大会(台湾)と2013年のソフィア大会(ブルガリア)に次いで3大会連続の総合順位3位を狙う。韓国選手団の先発隊は13日、仁川(インチョン)国際空港をから出国する。



李承鍵 why@donga.com