Go to contents

韓国人初のヤンキース打者、チェ・ジマンが初試合で本塁打

韓国人初のヤンキース打者、チェ・ジマンが初試合で本塁打

Posted July. 07, 2017 10:14,   

Updated July. 07, 2017 10:40

한국어
ニューヨーク・ヤンキースの「ピンストライプ」を着た初の韓国人打者、チェ・ジマン(26)が初試合から本塁打を放った。それも140メートル近くを飛び、右スタンド上段に運ぶ大型弾だった。

チェ・ジマンは6日、ニューヨーク・ヤンキース・スタジアムで行われたトロント・ブルワーズ戦争に7番・一塁手でヤンキースでのデビューを果たした。3回の第一打席で一塁手前ゴロに倒れたチェ・ジマンは、2-5でリードされた5回裏の1死1塁の場面で、相手先発マルコ・エストラダの2球目の直球(時速146キロ)を引っ張り、右フェンスを軽く超える本塁打を放った。打球の飛距離が139メートルに及ぶ大型本塁打だった。

チェ・ジマンは試合終了後に、「打球がどこまで飛ぼうと、フェンスを越えてさえいれば十分だ」と感想を語ったが、周りの評価は違った。とくに、この日29号弾を放ちリーグトップを快走している同僚アラン・ジャッジは、「一体どこまで飛んでいくのか見たのか」と言い驚きを隠さなかった。ジャッジは前半期が終わっていないところで、歴代ヤンキースの新人最多本塁打記録(1936年のジョー・ディマジオ)と並んだ次世代巨砲だ。チェ・ジマンとジャッジの本塁打にも関わらずヤンキースは6-7で負けた。デビュー戦から強烈な印象を残したチェ・ジマンは、当面一塁手で先発起用されるとみられる。

サンフランシスコ・ジャイアンツの黄載鈞(ファン・ジェギュン=30)は同日、敵地で行われたデトロイト・タイガーズ戦に5番・三塁手で先発出場し、4打数1安打1打点を記録した。黄載鈞は守備でも好プレーを見せチームの5-4勝利に貢献した。



李憲宰 uni@donga.com