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コンフェデ杯決勝の地、サンクトペテルブルク・スタジアムを行く

コンフェデ杯決勝の地、サンクトペテルブルク・スタジアムを行く

Posted July. 06, 2017 09:23,   

Updated July. 06, 2017 09:31

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コンフェデ杯決勝の地、サンクトペテルブルク・スタジアムを行く
「サンクトペテルブルクに着陸した宇宙船」

英紙デイリーメールは、2017年の国際サッカー連盟(FIFA)コンフェデレーションズカップを控えて10の観戦ポイントを紹介した。そのうちの一つが宇宙船に似たサンクトペテルブルクスタジアムだった。今大会はモスクワ、ソチ、カザンでも開かれたが、観戦ポイントに選定された競技場は1ヵ所だけだった。同紙によると、このスタジアムは建設費が10億ポンド(約1兆4852億ウォン)を超える世界で最も高価な競技場だ。

今大会のロシア対ニュージーランドの開幕戦とドイツ対チリの決勝が行われたサンクトペテルブルクスタジアムは、もともとは2008年12月に完成する予定だった。ところが市の財政難と建設会社の倒産などが重なり、何度も完成が見送られ、今年2月になってようやく公式の開場イベントが行われた。その過程で建設費用も増え続けた。

巨大な宇宙船を思わせる競技場の外観は、日本出身の世界的建築家の黒川紀章(1934~2007)がデザインした。黒川氏は1980年代に蚕室(チャムシル)ロッテワールドの基本設計を行った。日本最高のサッカー場として評価される豊田スタジアムも黒川氏の作品だ。

ロシアのプロサッカークラブ、ゼニト・サンクトペテルブルクの本拠地であることから「ゼニトアリーナ」と呼ばれる競技場は地上7階建てとなっている。高さは56.5メートル。公式の収容人数は6万2000人だが、7階に臨時スタンドを設置すれば7万人以上も収容できる。コンフェデ杯決勝が行われた3日にも入場料の安い観客席はぎっしり埋め尽くされた。

サンクトペテルブルクの緯度は約60度でモスクワより高い。冬の防寒対策として日差しが当たるよう、スタジアムの屋根は開閉が可能な透明な材質で作られている。バルト海に近く競技場からの眺めも幻想的だ。華やかで雄大な外観に比べて、会場内部の座席間隔が非常に狭い作りになっている。5階からも選手の背番号がはっきり見えるほどだ。選手がヘディングしたボールが観客碩まで飛ぶ場面もしばしばみられる。

最初は同競技場を来年のロシアW杯のメインスタジアムに使う案もあったが、開幕戦と決勝は首都モスクワのルジニキ・スタジアムで行われる。サンクトペテルブルクではグループリーグ4試合と決勝トーナメント1回戦や準々決勝の各1試合、3位決定戦が行われる。W杯が開催される11都市の12競技場(モスクワ2ヵ所)のうちルジニキ・スタジアムと並んで最多の7試合が行われる。

韓国サッカーは最近、申台龍(シン・テヨン)氏を代表監督に任命した。9大会連続出場が実現する場合、対戦組み合わせの結果によっては韓国代表が「サンクトペテルブルク宇宙船」で活躍する場面を見ることも考えられる。



李承鍵 why@donga.com