チャン・ウクヒョン栄州市長(60=写真)は16日、「ツール・ド・コリア(TDK)開催を心から歓迎する」として、このように話した。
栄州は2010年から今年まで6年連続で拠点都市に選定された。チャン市長は、「栄州は小白山(ソベクサン)の綺麗な自然景観と浮石寺(プソクサ)の紹修書院、ムソム村など歴史文化観光インフラが良く整備されている」とし、「これを使った自転車文化探訪コースも造成し、誰でも気軽に自転車を楽しめる町に生まれ変わっている」と話した。その上で「TDKを通じて栄州の自然と文化の美しさが広く知られ、癒しの観光都市としての競争力を高めている」と話した。
栄州は、小白山の麓とダム一周道路、紹修書院、ムソム村を結ぶ生態自転車探訪路が人気だ。チャン市長は、「路線の至る所に自転車公園を造成し、主要観光地には無人の自転車貸与所を設置した」とし、「自転車人口を継続して拡大し、低炭素グリーン成長をけん引する都市に変身しつつある」と話した。
チャン市長は、「今後、優れた自然景観を鑑賞しながら自転車を楽しめる多様なコースを開発し、国際大会も招致することで美しい大韓民国のイメージを高めたい」と言い、「より多くの人に栄州の魅力を堪能してもらいたい」とアピールした。
栄州は昨年、全国では初めて国立山林治癒院「タスリム」をオープンし、文化体育観光部の大韓民国のテーマ旅行10選に選ばれるなど自然と文化が調和した観光都市に発展している。
張泳勳 jang@donga.com