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ツール・ド・コリア2017開幕、韓国勢の優勝はなるか

ツール・ド・コリア2017開幕、韓国勢の優勝はなるか

Posted June. 14, 2017 09:00,   

Updated June. 14, 2017 09:01

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韓国唯一の国際サイクリング連盟(UCI)のロードレースである「ツール・ド・コリア(TDK)2017」で5年ぶりに韓国選手がイェロージャージ(個人総合優勝者が着用する黄色の上着)主役になれるだろうか。

TDKが14日、全羅南道麗水(チョルラナムド・ヨス)を出発し、全羅北道群山(チョルラブクト・クンサン)までを走る第1区間(216.9キロ)を始まりに、大レースに突入する。今大会に出場した20チーム(海外14チーム、国内6チーム)の中には世界に22しなかいプロコンチネンタルチームが5チームも参加する。昨年より1チームが増えた。国内チームは全てコンチネンタルチームだ。サイクルチームはレベルに応じて、ワールドチーム、プロコンチネンタルチーム、コンチネンタルチームに分けられる。ワールドチームはツール・ド・フランスなどUCIワールドツアーに参加できるチームで、その次のレベルがプロコンチネンタルチームだ。

団体優勝候補には、プロコンチネンタルチームのデルコ・マルセイユ(フランス)、NIPPOヴィーニファンティーニ(イタリア)、イスラエル(イスラエル)と、コンチネンタルチームのチーム右京とキナン(以上日本)、ビノ・アスタナ(カザフスタン)が挙げられる。海外サイクルに詳しいパク・ソンウン韓国学生サイクル連盟総務理事は、「NIPPOビーニファンティーニは優勝するために韓国地形に強い選手たちでチームを構成した。昨年までコンチネンタルチームだったイスラエルは、攻撃的な投資でプロコンチネンタルチームになってから調子を上げている。アジアツアーランキング1位のチーム右京も無視できない」と話した。デルコ・マルセイユは、サイクルの本場欧州のツアーランキングでトップ10前後でランクインとアウトを繰り返している世界的チームだ。NIPPOヴィーニファンティーニも欧州ランキング19位につけている強豪だ。団体優勝は上位3人の記録を合計して決める。

イェロージャージの候補にはエブゲニ・ギディチ(ピノ・アスタナ)、ジヨン・アベストゥリ・イザガ(チーム右京)らが挙げられる。今年3月のアジア選手権個人ロードで金メダルを獲得したパク・サンホン(LX韓国国土情報公社)、昨年の同大会で個人総合3位だったコン・ヒョソク(テレンガヌ)、五輪代表出身のキム・オクチョル(ソウル市庁)など韓国勢は番狂わせの優勝を狙う。本紙のキム・ソンジュ客員解説委員は、「1200キロ以上だった例年よりコースが短い上、(パレード区間を含む778.9キロ)を下見しているので、韓国勢が優勝する可能性は十分ある」と話した。

同大会で韓国選手が優勝したのは2012年のパク・ソンベク(国民体育振興公団)が最後だ。パク・サンホンは、「第2区間(群山~茂朱)まで先頭グループに近づいていれば個人総合優勝まで狙えると思う」と話した。パク・サンホンを指導する2006ドーハアジア大会3冠のチャン・ソンジェLX韓国国土情報公社コーチは、「パク・サンホンが最近出場したツール・ド・熊野(日本)で好成績を挙げた。その大会のコースが今大会より難しいので、自信をもって走れると思う。今大会のコースは下見を2度もした」と話した。



李承鍵 why@donga.com