メジャーリーグ、セントルイス・カージナルスの「ファイナルボス」呉昇桓(オ・スンファン=35)が24日、ウィスコンシン州ミルウォーキーで行われたミルウォーキー・ブルワーズ戦で3日連続でセーブを挙げた。6-3でリードした9回裏に登板した呉昇桓は、1回を1安打1四球2三振の無失点で抑え、今季5セーブ目を挙げた。前任者の走者の生還は防げなかった。
3日連続登板を含め、呉昇桓が今週だけで5回も登板したのはシーズン序盤に不調が続くチームの内部事情があるからだ。この数年はナショナルリーグ中地区の上位の成績を保っていたセントルイスだが、今季は先発投手陣の不調などで地区5チームのうち4位に止まっている。それさえも、1週間7試合で6勝1敗をして最下位を脱出した成績だ。
シーズン序盤の不調に対する懸念も払しょくした。開幕2試合連続で本塁打を与えて不安な姿を見せた呉昇桓は、直近の5試合では全てセーブを挙げ、防御率も16.20から5.59に下がった。
KBOリーグ出身のミルウォーキーのエリック・テイムズ(31)との対決でも呉昇桓が勝った。22日の試合でテイムズに三振を奪った呉昇桓は、この日のテイムズとの勝負でも5球で三振を奪った。
姜泓求 windup@donga.com