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フィギュア女王のメドベージェワ、次々と世界記録更新

フィギュア女王のメドベージェワ、次々と世界記録更新

Posted April. 24, 2017 09:02,   

Updated April. 24, 2017 09:07

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金妍児(キム・ヨナ)から「フィギュア女王」のポストを譲り受けたロシアのエフゲニア・メドベージェワ(18=写真)が歴代女子シングルの記録を更新し続けている。

メドベージェワは22日、日本東京の代々木国立競技場特設アイスリンクで開催された2017国際スケート連盟(ISU)フィギュアスケートの世界国別対抗戦、女子シングルのフリーで160.46点を獲得し歴代女子フリーの最高記録を更新した。20日のショートプログラムでも歴代最高得点である80.85点をマークしたメドベージェワは合計を241.31点とし自ら今年1月と3月に打ち立てた229.71点と233.41点を軽く超えた。金妍児は2009年の世界選手権で209.71点、2009年のISUグランプリ・エリック・ボンパール杯で210.03点、2010年のバンクーバー五輪で228.56点と3大会連続で3度も世界記録を更新している。

メドベージェワの得点は韓国男子フィギュアの看板、チャ・ジュンファン(16)が今年3月の世界ジュニア・フィギュアスケート選手権で獲得した242.45点(韓国男子記録)に迫る記録だ。男子選手はジャンプが高い上、回転数も多いため加算点を与えられる余地が多く、ショートとフリーで女子より高い点数が出る。こうしたことを考えれば、メドベージェワの点数は驚くべきだ。

何よりも、来年の平昌(ピョンチャン)五輪の女子シングルで強力な金メダル候補であるメドベージェワの点数は、今後さらに上がる可能性が高いことだ。メドベージェワは最近、フリースケートの使用曲である映画「Extremely Loud And Incredibly Close」(物凄くうるさく、ありえないほど近い」のOSTに完全にはまり、表現力も円熟してきた。メドベージェワは最近、ロシアのメディアとのインタビューで「映画で米国の9・11テロで夫を亡くしたヒロインの心理や表情などを真似して、一人でパントマイムを練習してからは、だんだん自然な演技ができるようになった」と満足感を示した。



兪載泳 elegant@donga.com