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2戦目先発の柳賢振、球速下がり2本塁打の洗礼浴びて2敗目

2戦目先発の柳賢振、球速下がり2本塁打の洗礼浴びて2敗目

Posted April. 15, 2017 08:34,   

Updated April. 15, 2017 08:38

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懸念された球速が問題だった。

2年7ヵ月ぶりにメジャーリーグ勝利に挑んだロサンゼルス・ドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン=30、写真)が今季2戦目の登板でも苦杯をなめた。14日、イリノイ州シカゴのリグレー・フィールドで行われたシカゴ・カブス戦に先発登板した柳賢振は、4回3分の2を投げ2本塁打を含め6安打、2四球を与えて4失点した。チームがが0-4で敗れ、柳賢振は2敗目となった。

今月8日の初登板の時(最高球速93マイル=149.7キロ)より球速が上がると期待されたが、結果は真逆だった。3回に一時91.7マイル(147.6キロ)を記録したが、この日、柳賢振の直球は殆どが88~89マイル(141.6~143.2キロ)に止まった。柳賢振の直球に甘いことに気づいたカブス打線は積極的に弱点を突いた。実際、柳賢振が打たれた6本の安打は、全てが88~89マイルの直球だった。

この2年間事実上「開店休業」状態だった柳賢振がまだ周期的な登板に慣れていないと指摘する声が上がっている。MBCスポーツプラスのソン・ジェウ解説委員は、「柳賢振の腕の振りなどからみると、手術の後遺症で球速が低下したとは思わない。2年間、殆どマウンドに立たなかった柳賢振がローテを守り通すためにはもう少し時間が必要だ」と話した。

地元の中継キャスターは、「肌寒い気候(10度前後)が手術から復帰した柳賢振に影響を与えた可能性がある」とコメントした。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、「試合序盤にうちが得点をしていたら、展開は変わっていたかもしれない」と言い、貧打に苦しむ打線への不満を示した。柳賢振が登板した2試合で、ドジャースは1点しか奪えなかった。

時間は、いつまでも柳賢振の味方になってくれない。現在マイナーリーグでプレーしている有望株、フリオ・ウリアス(21)の月末昇格説までささやかれている。ソン解説委員は、「ドジャースに赴任して2年目となるロバーツ監督は、いつまでも選手に機会を与えるようなタイプではないだけに、柳賢振としては着実に改善に向かっている姿をみせなければならない。月末までに残された2、3回の登板チャンスでどんな投球をみせるかのよって、今季の柳賢振のチーム内の立場が決まる可能性がある」と話した。



姜泓求 windup@donga.com