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ダイアモンド214個、シカゴ・カブスのチャンピオンリングは中型セダンより高価

ダイアモンド214個、シカゴ・カブスのチャンピオンリングは中型セダンより高価

Posted April. 14, 2017 08:48,   

Updated April. 14, 2017 08:49

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野球選手の殆どは優勝を渇望し、「一千万金を渡されてもチャンピオンリングとは換えない」という言葉を良く口にするという。昨年に108年ぶりの世界一を達成したシカゴ・カブス選手たちがもらったチャンピオンリングは「一千万金」に譬えられる所以だ。カブス選手団は13日、ホームのリグレー・フィールドで行われたロサンゼルス・ドジャース戦を控えて宝石が散りばめられたリングを指につけた。

シカゴ・トリビューンによると、白金を主材料とするリングはチームのロゴを中心に周辺に108個のダイヤモンドが使用されているという。リング横面にも106個のダイヤモンドが埋め込められ、リング一つに214個のダイヤモンドが使われている。重さは5.5キャロットもする。赤・青で描かれた球団ロゴ―は、33個のルビーと46個のサファイヤで作られた。それぞれの重さは3キャロットと2.5キャロット。リング一つの値段は中型セダンより高い7万ドル(約8000万ウォン)もする。

リングの裏側にヤギの絵が刻印されているのも目立つ。これは「ヤギの呪い」を破ったことを意味する。ヤギの呪いは、1945年のワールドシリーズでリグレー・フィールドにヤギを連れてきたファンを追い出してからカブスがワールドシリーズ優勝から遠のいたとするメジャーリーグの代表的な都市伝説だ。

ダイヤモンドの数だけを比べると、2003年のワールドシリーズで優勝したフロリダ(マイアミ・マリーンズ)のチャンピオンリングが、カブスのリングを圧倒する。当時、フロリダは228個のダイヤモンドと13個のルビー、希少なダイヤモンド1個を使って作成した。



李憲宰 uni@donga.com