シカゴ・トリビューンによると、白金を主材料とするリングはチームのロゴを中心に周辺に108個のダイヤモンドが使用されているという。リング横面にも106個のダイヤモンドが埋め込められ、リング一つに214個のダイヤモンドが使われている。重さは5.5キャロットもする。赤・青で描かれた球団ロゴ―は、33個のルビーと46個のサファイヤで作られた。それぞれの重さは3キャロットと2.5キャロット。リング一つの値段は中型セダンより高い7万ドル(約8000万ウォン)もする。
リングの裏側にヤギの絵が刻印されているのも目立つ。これは「ヤギの呪い」を破ったことを意味する。ヤギの呪いは、1945年のワールドシリーズでリグレー・フィールドにヤギを連れてきたファンを追い出してからカブスがワールドシリーズ優勝から遠のいたとするメジャーリーグの代表的な都市伝説だ。
ダイヤモンドの数だけを比べると、2003年のワールドシリーズで優勝したフロリダ(マイアミ・マリーンズ)のチャンピオンリングが、カブスのリングを圧倒する。当時、フロリダは228個のダイヤモンドと13個のルビー、希少なダイヤモンド1個を使って作成した。
李憲宰 uni@donga.com