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女子フィギュア・期待の14歳、イム・ウンスが世界ジュニア選手権に出場

女子フィギュア・期待の14歳、イム・ウンスが世界ジュニア選手権に出場

Posted March. 17, 2017 08:28,   

Updated March. 17, 2017 08:29

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フィギュアスケート女子シングルスの期待株、イム・ウンス(14=漢江中学校)が「第二の金妍児(キム・ヨナ)」を目指した挑戦を始める。

イム・ウンスは17日、台北で行われる国際スケート連盟(ISU)のフィギュアスケート世界ジュニア選手権・女子シングルのショートプログラムに出場する。同大会で韓国は金妍児が2005年に銀メダルを、2006年に金メダルを獲得した。

イム・ウンスが韓国選手では2人目となる同大会メダルを獲得するためには、フィギュア王国のロシアや日本の強豪らと競争しなければならない。優勝候補の一人、ロシアのアリーナ・ザキトワ(15)はISU公認大会での個人最高点が207.43に上る。日本の次世代スター、本田真凛(16=ISU最高点192.98)も注目を集めている。

現在、イム・ウンスのISU公認大会個人最高点は昨年10月のISUジュニアグランプリ第7戦で、銅メダルを獲得したときに記録した172.31だ。だが、イム・ウンスは今年開催された国内大会で猛烈な勢いで成長を遂げている。ジャンプ力と表現力が向上したイム・ウンスは、今年1月に江陵(カンルン)アイスアリーナで行われた第71回全国男女フィギュア総合選手権女子シングル1グループで、合計191.98点で優勝した。これは金妍児(228.56)以降、国内の女子選手では最高得点だ。

6才だった2009年、テレビで金妍児が滑るのを見てからフィギュアへの夢を育み始めてイム・ウンスは、代表的な「ヨナキッズ」だ。総合選手権で優勝した時、イム・ウンスは所属するマネージメント会社が同じだった憧れの金妍児に助けられ、弱点を補完することができた。イム・ウンスは、「練習の時、妍児さんに色々と教えてもらったお陰で、優勝という最高の結果を出せたと思う」とし、「国際大会で演技の途中、フェンスにぶつかることが多かったが、妍児さんが自身の経験をもとにアドバイスをしてくれたので修正することができた」と話した。

表彰式では授賞者として参加した金妍児から直接優勝メダルを受け取ったイム・ウンスは、「全ての選手が尊敬する妍児さんから(メダルを)もらえたので、なおさら意味がある」と言って笑みを浮かべた。

世界ジュニア選手権のフリーでイム・ウンスが使う音楽は、2007~2009シーズンに金妍児がフリーで使った「ミスサイゴン」だ。金妍児はイム・ウンスが音楽を完璧に理解できるようアドバイスをしたという。イム・ウンスは、「世界ジュニア選手権で、胸を張って、自信をもって自分にできる最高を演技を見せたい」と意気込みを語った。



鄭允喆 trigger@donga.com