アイスホッケー史上最長試合がノルウェーであった。AP通信などによると、ノルウェーのプロリーグ・プレーオフ第5戦で激突したストーハマル・ドラゴンズとスパルタ・ウォリアーズは、現地時間12日に第8オーバータイムにもつれる死闘を繰り広げた。
第3ピリオドまで1-1で勝敗が決まらず、20分以内に先に得点したチームが勝つサドンデスの延長戦に突入した。しかし、両チームはゴールを決められず、結局8回目のオーバータイムの終了を2分46秒残して決まったヨアキム・ジャンセンの決勝ゴールでソトーハマルが勝利した。第11ピリオドで決着がついたのだ。
試合時間だけでも正確に217時間14秒にわたる同試合は数々の話題を生んだ。選手たちはピリオドの合間にピザやパスタなどを食べながら体力をつけた。地元警察署には試合を見に家を出た家族が帰っていないという数件の行方不明者届出が出された。競技場に入場した5526人の観客のうち、最後まで試合を見届けた観客1100人あまりだった。
以前の最長試合はデトロイト・レッドウィングスがモントリオール・マリーンズを1-0で破った1936年の北米アイスホッケーリーグ(NHL)スタンレーカップの決勝だった。同試合は6回のオーバータイムまでもつれ、176分30秒がかかった。
李憲宰 uni@donga.com