世界ランキング5位のチャン・イ組は13日、英国バーミンガムで行われた女子ダブルス決勝で世界ランキング2位で昨年のリオデジャネイロ五輪銀メダリストのカミラ・リター・ユール(33)-クリスティナ・ペデルセン(30)組(デンマーク)を47分にわたる激戦の末に2-0(21-18、21-13)で下した。
韓国選手が同大会女子ダブルスで優勝したのは、2008年のイ・ヒョジョン-イ・ギョンウォン組以来で9年ぶりの快挙だ。韓国選手として表彰台の一番高い所に立ったのも2012年の男子ダブルスのチョン・ジェソン-李龍大(イ・ヨンデ)組以来。
チャン・イェナは、「子供の頃から由緒ある全英オープンの優勝を目指してバドミントンをしてきが、夢が叶えて飛ぶように嬉しい」と喜んだ。イ・ソヒも「昨年のリオ五輪準々決勝で敗れた相手に勝てたので尚更嬉しい」と話した。
2015年9月から息を合わせている二人は、急成長を続けている。左利きのチャン・イェナは鋭い攻撃が強みで、イ・ソヒは弱点だったサーブを補った。
今大会では韓国女子ダブルス2組が準決勝に進み、女子シングルスのソン・ジンヒョンが銅メダルを獲得する好成績を出した。今年から新しく代表監督に就任したカン・ギョンジン監督は、「男子ダブルスの強さに圧倒されていた女子ダブルス選手たちが自信を得たのが最大の収穫だ」と話した。
この日、ドイツ・ベルリンで行われたドイツ・ジュニア選手権では女子ダブルスのキム・ミンジ(誠心女子高校)-ソン・アヨン(ユボン女子高校)組が優勝した。
金鍾錫 kjs0123@donga.com