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フリースタイルスキーのソ・ジウォン、韓国初の世界選手権4位

フリースタイルスキーのソ・ジウォン、韓国初の世界選手権4位

Posted March. 11, 2017 08:26,   

Updated March. 11, 2017 08:26

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ソ・ジウォン(23=GKL)が9日(現地時間)、スペインのシエラネバダで行われた2016~2017フリースタイルスキー世界選手権デュアルモーグルで4位になった。世界選手権で韓国スキーが出した最高成績だ。デュアルモーグルはコブが深く急な斜面で二人が同時に滑ってトーナメント方式で対決する。

ソ・ジウォンは2015年のワールドカップ・ディアバレー大会(米国)のデュアルモーグルで6位になったことがある。最近はソ・ジウォンのいとこの姉であるソ・ジョンファ(27=GKL)が先月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪テストイベントとしてフェニックスパークで開催された国際スキー連盟(FIS)ワールドカップのモーグル(シングル)で6位を記録した。男子部ではモーグルスキーの看板、チェ・ジェウ(23=大韓スキー協会)のワールドカップ4位が過去最高成績だ。

2年前のワールドカップでは注目すべき活躍がなかったソ・ジウォンだが、今大会での活躍でスランプ脱出に確かな手応えをつかんだ。ソ・ジウォンは今シーズンのワールドカップで上位16位まで出場権が与えられる本大会には一度も出場した経験がない。ましてや、ホームで開かれた初のワールドカップ大会として注目を集めた平昌ワールドカップで、ソ・ジョンファが過去最高の成績を出したときも27位に過ぎなかった。

しかし、この日のソ・ジウォンは、決勝トーナメント1回戦から世界ランキング4位のクロエ・デュフォー・ラポイント(26=カナダ)を破るなど波乱を起こして4強まで勝ち進んだ。しかし、世界ランキング6位ユリア・ガリシェワ(25=カザフスタン)との準々決勝で着地をミスし、続く3位決定戦でもミスをしてメダル獲得には届かなかった。

試合終了後、ソ・ジウォンは「一緒に苦労をした選手たちがいたから(最高の成績が)可能だった。五輪まで1年を切っているので、もっと頑張ってより良いパフォーマンスを見せられるようにしたい」と言って涙を流した。同日、一緒に大会に出場したソ・ジョンファは19位、男子のチェ・ジェウとソ・ミョンジュン(25=GKL)はそれぞれ15位、22位だった。



任寶美 bom@donga.com