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台湾にも圧勝し2連勝、WBC初出場のイスラエルはなぜ強いのか

台湾にも圧勝し2連勝、WBC初出場のイスラエルはなぜ強いのか

Posted March. 08, 2017 07:52,   

Updated March. 08, 2017 07:56

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「ゴリアテとダビテの戦い。奇跡中の奇跡だ」

米紙ニューヨークタイムズは7日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)開幕戦で韓国代表を破ったイスラエル代表のことをこう書いた。衝撃の敗戦は、誰かには奇跡の勝利だった。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)世界ランキング41位でWBCに初出場し、初戦で強豪韓国を下したイスラエルの番狂わせに海外メディアも驚きを隠せなかった。

メジャーリーグの公式ホームページMLBドットコムは、「2017WBCが劇的な場面から始まった」としてイスラエルの勝利を取り上げた。米CBSスポーツも「アンダードック(弱者)のイスラエルが韓国を衝撃に陥れた。イスラエルが今大会のシンデレラになるかもしれない」と報じた。日本のスポーツ報知は「波乱の開幕戦、歴史的1勝」と表現した。

勝利の主役であるイスラエル選手団自身も驚きを隠せなかった。韓国戦で3回を無失点で抑えて勝利投手になったジョシュ・ザイドは「自分の野球人選で頂点に立った試合」と感激した。

イスラエルは、第1ラウンドA組のダークホースとみられた。しかし、いざ蓋を開けると、予想を超える安定した戦力を備えているという評価を受けている。7日の台湾戦でもイスラエルは1回表に6安打を放って4得点するなど終始優勢なペースで試合を進めた。ライアン・ラバーンウェイの2点本塁打、ネイト・フレイアンの3点本塁打など長短20安打を浴びせる圧倒的な攻撃力で15-7の圧勝を挙げた。韓国戦勝利で大活躍したスコット・バーチャム遊撃手、サム・フルド中堅手の好守備も続いた。

米メジャーリーグ、ヒューストン・アストロズ傘下のマイナーチームを指揮するジェリー・ワインスタイン監督の指導力も注目すべき部分だ。先の韓国戦で、ワインスタイン監督は好投を続けた先発投手ジェイソン・マーキーを投球数制限基準(第1ラウンドは最大65球)に及ばない45球で交代した。9日のオランダ戦にマーキーを登板させるための戦略的布石だった。ワインスタイン監督は、前日に延長戦を戦った選手たちの体力回復のため、7日午前に予定していたグラウンド練習を取り消した。内野守備陣も先の2試合で打者のスタイルに応じて、積極的にシフトを敷くなど相手の戦力に応じて綿密な分析と対応策を練ってきたことをうかがわせた。

A組で一番先に2勝を挙げたイスラエルはオランダとの最終戦で勝利を挙げれば、組1位で第2ラウンド進出が決まる。イスラエルに負けた韓国としては、イスラエルが3連勝を飾る場合に限って、第2ラウンド進出に希望をつなげることができる。



姜泓求 windup@donga.com