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オープン戦で大型弾、執着心を捨てた朴炳鎬が快調

オープン戦で大型弾、執着心を捨てた朴炳鎬が快調

Posted February. 27, 2017 08:33,   

Updated February. 27, 2017 08:35

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当たると本塁打だった。しかしボールがなかなかバットに当たらないのが問題だった。結局、打率.191、12本塁打、24打点の悲惨な成績を残した。

メジャーリーグ進出初年度に振るわなかった「韓国産巨砲」朴炳鎬(31=ミネソタ・ツインズ)ががらりと変わった。オープン戦2試合を行っただけだが、メジャーリーグの公式ホームページは「ホット(hot)な選手」とコメントするほどだ。

朴炳鎬は26日、フロリダ州フォートマイヤーズのジェットブルーパークで行われたボストン・レッドソックスとのオープン戦に4番・1塁手で先発出場し、豪快な本塁打を放った。0-2でリードされた2回表に先頭打者で打席に入った朴炳鎬は、カウント2-2で左腕の先発投手ロエニス・エリアスの低めの直球を捉え、センターフェンスを軽く超える大型本塁打を放った。

2-2で並んだ3回表の1死満塁では右腕タイラー・ソーンバーグを相手に1点を入れるセンター犠牲フライを放った。オープン戦初日の25日、ボストンを相手に2打数2安打を記録した朴炳鎬は、二日間に4打数4安打(1本塁打)2打点1得点と快調だ。

朴炳鎬にとって今回のスプリングキャンプは、生き残りをかけて争うジャングルに等しい。昨季に不調だったため、朴炳鎬は、今月初めに40人枠から外された。マイナー行きを受け入れた朴炳鎬は、招待選手としてスプリングキャンプに参加している。目立った活躍がなければマイナーリーグでシーズンを迎える公算が高い。

だが、朴炳鎬自身は「気持ちは楽だ」と言った。何としてでも結果を出さねばならないという執着心を捨てて、自分の持っている実力さえ発揮できれば良いという思っている。ミネソタのポール・モリター監督も「技術面では昨年と変わらない。気持ちの面で大きな変化があったようだ」と話した。

最大の変化は、速球への対応だ。昨年は時速150キロ以上のボールに苦戦したが、今年は2度のオープン戦で放った3安打は、いずれも速球を捉えたものだ。26日に3度目の打席で右腕ジョー・ケリーを相手に三塁ゴロに倒れる場面も印象的だった。MBCスポーツプラスのソン・ジェウ解説委員は、「昨年だったら空振りに終わるボールだった。この日3回の打席では、いずれも不利なカウントで全く押されない姿を見せた」とコメントした。

今年サンフランシスコ・ジャイアンツに入団した黄載鈞(ファン・ジェギュン=30)はシカゴ・カブス戦でメジャーリーグ進出後初本塁打を放った。6回表の守備から途中出場した黄載鈞は4-3でリードした6回裏の攻撃で、無死1、3塁の場面でジム・ヘンダーソンの直球を流し打って3ランを放ち、7回から再び途中交代した。セントルイス・カージナルスの抑え投手、呉昇桓(オ・スンファン)はマイアミ・マリーンズとのオープン戦で3回裏に2番手で登板し、1回を投げ2本塁打など3安打2失点した。



李憲宰 uni@donga.com