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終盤6ホールでイーグルと3バーディー、チャン・ハナが逆転勝利 ISPSハンダ豪州女子オープン

終盤6ホールでイーグルと3バーディー、チャン・ハナが逆転勝利 ISPSハンダ豪州女子オープン

Posted February. 20, 2017 08:23,   

Updated February. 20, 2017 08:34

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見事な根気だった。終盤の6ホールで3バーティーとイーグルを決めスコアを3つ伸ばした。勢いに乗ったパッティング感覚のお陰だった。5メートル以上の距離でパッティングしたボールがカップに吸い込まれる度に、信じられないような表情でパットを撫でながら驚いた顔で笑みを浮かべた。しびれる逆転ドラマで優勝を飾ったチャン・ハナ(25=BCカード)だった。

世界ランキング6位のチャン・ハナが19日、豪州・アドレイドのザ・ロイヤルアドレードGC(パー73)で行われたISPSハンダ・オーストラリア女子オープンの最終日にスコアを四つ伸ばし通算10アンダーで頂上に立った。2位ナンナ・マドセン(デンマーク)を3打差で振り切った。

昨年の米国女子ツアー(LPGA)で韓国勢は合計9勝を挙げたが、そのうち最多の3勝を挙げたチャン・ハナは今季初出場の大会を優勝で飾った。昨年、田仁智(チョン・インジ)との「鞄騒ぎ」に巻き込まれ精神的に苦しい時間を過ごしがが、今回の優勝で一段と軽い気持ちでシーズンを始めることになった。優勝賞金19万5000ドルを獲得したチャン・ハナは、「今季の目標にしていた5勝に向けて手応えを掴んだ」と喜んだ。

首位に4打差の7位タイでスタートしたが、1番からボギーを出し、優勝から遠のくかのように見えた。だが11ホール連続でパーをマークしては、13番と14番で連続バーディーを奪い、追い上げの手がかりをつかんだ。17番(パー5)では2オンに成功しては、10メートル以上のイーグルパットを決め、2打差をつけては18番でバーディーを決めて勝利を決定づけた。

チャン・ハナは今季開幕を控えて、ベトナムで高強度のトレーニングメニューをこなした。毎日午前5時30分から午後8時30分までスイング修正と体力強化に集中し、長打よりは精巧なコース攻略に力を入れた。昨年、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)のキャディをしたピーター・ゴドフリを新たに迎え入れて息を合わせた。



金鍾錫 kjs0123@donga.com