Go to contents

ミネソタ・朴炳鎬がマイナー契約

Posted February. 11, 2017 08:47,   

Updated February. 11, 2017 08:47

한국어
「ビックバン」朴炳鎬(パク・ビョンホ=31、写真)が結局マイナーリーガーとしてスプリングキャンプを迎えることになった。

メジャーリーグのミネソタ・ツインズは10日、「朴炳鎬がウェーバーを通過した(cleared waiver)。これを受け、契約をAAAロチェスターに行かんした」と発表した。これはミネソタが4日に朴炳鎬をメジャーリーグの40人枠から外す指名譲渡(DFA=Designated For Assignment)措置を取ったことを受けたことによる後続措置だ。

プロ野球ファンたちは、ウェーバーという言葉が最も多く聞かれるのは、シーズン中に外国人選手を放出するときだ。このため、ウェーバーを「放出」の同義語と受け止めるファンも少なくないが、意味には多少違いがある。放出は「とにかくこの選手とは別れる」ことを意味するのに対し、ウエーバーは「わがチームは、この選手が戦力にプラスにならないと判断した。欲しいチームがいれば契約を結んで買っても良い」という意味だ。

メジャーリーグでは、自由契約選手(FA)をマイナーリーグに送る際も、ウェーバー公示を必要とする時がある。朴炳鎬は、メジャーリーグFA契約を結んだ。ところが、ミネソタでは、同契約をマイナーリーグに移管したいとしている。こういう時は残り球団に、同選手を必要とするのかを先に確認しなければならない。選手のメジャーリーガーとしても身分を保証するための手続きだ。この手続きがウェーバー公示だ。最後まで朴炳鎬の獲得したいと希望するチームがいなかった。

だからと言って朴炳補のメジャー挑戦が終わったわけではない。今年、ミネソタのスプリングキャンプには選手62人が参加し、開幕戦ロースター25人枠を巡って競争を繰り広げる。ここで生き残れば、朴炳鎬はシーズン開幕をメジャーリーグで迎えることも可能だ。



黃奎引 kini@donga.com