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「マイナー契約でも構わない」 黄載鈞が「あくまでもメジャー挑戦」を明確に

「マイナー契約でも構わない」 黄載鈞が「あくまでもメジャー挑戦」を明確に

Posted January. 16, 2017 08:39,   

Updated January. 16, 2017 08:39

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渡ってきた橋を燃やした。メジャーリーグ進出を宣言した黄載鈞(30・写真)が国内残留の代わりにメジャーリーグに挑戦する意向を改めて明確にした。

黄載鈞は15日、東亜(トンア)日報の電話取材に対し、「今じゃなければチャンスはないだろうと思っている。(国内残留の代わりに)子供の時からの夢だったメジャーリーグに挑戦する決意をした」と言い、メジャーリーグに挑戦する意向を改めて確認した。ロッテも同日、「最後まで契約を取り付けようと最善を尽くして交渉に臨んだが、本人の気持ちを尊重する」と、交渉決裂を正式に確認した。

昨年にメジャーリーグの扉を叩いたが失敗に終わった黄載鈞は、昨シーズン終了後、いち早く米国に渡って体づくりに専念するなどメジャーリーガーになるための準備に取り組んだ。昨年11月、フロリダ州で実施した「ショーケース」に20余りの球団関係者が参加するなど現地の反応も良かった。だが、具体的な交渉テーブルが設けられず、黄載鈞自身も心理的に追い込まれるようになった。ショーケースを終えて帰国した黄載鈞が年が明けてからロッテの他にもktと連絡を取りながら、国内残留に傾いたかのように見えた。

しかし黄載鈞は、再び夢を選択した。黄載鈞は、「いい待遇を受けながら運動をすることを望む家族の反対もあったが、いくら悩んでみてみ答えはメジャーリーグ挑戦だった。スプリット契約でも構わない。主力争いも勝てる自信がある」と話した。希望している球団や条件については、「今の自分では条件などをつけるような状況ではないと思う。どの球団でも自分を選んでくれさえすれば行きたい」とメジャーリーグへの強い気持ちを隠さなかった。

黄載鈞は、「まだ具体的に条件を提示した球団はいないと聞いている」と言ったが、市場の状況が悲観的な材料ばかりではない。黄載鈞の獲得に興味をしているとされるロサンゼルス・ドジャースやサンフランシスコの他にも、最近はデトロイトやミルウォーキーも黄載鈞に注目していると言う。トレバー・プル=フ(オークランドへ移籍)など内野手の自由契約選手(FA)が次々と契約を終えている中、黄載鈞の獲得をめぐる競争も本格化するものとみられている。



姜泓求 windup@donga.com