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トーマスが夢のスコア「59」、PGAソニーオープン初日

トーマスが夢のスコア「59」、PGAソニーオープン初日

Posted January. 14, 2017 08:57,   

Updated January. 14, 2017 08:58

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最初のホールからイーグルを奪っては、再びイーグルで最終ホールを飾った彼のスコアカードには「夢のスコア」と言われる「59」の数字が書かれた。米国男子ツアー(PGA)史上最年少で50台のスコアを記録したジャスティーン・トーマス(24=米国)がその主人公だった。

トーマスは13日、米国ハワイ島ホノルルのワイアラエCC(パー70)で開幕したソニーオープン初日に、2イーグル8バーディー、1ボギーの通算11アンダー「59」というスコアを叩き出した。

先週のSBSチャンピオンズ・オブ・トーナメントで優勝したトーマスは3打差の単独首位でラウンドを終え、2週連続の優勝と今季3勝目に向けて快調のスタートを切った。

PGAツアー史上8番目に「50」台のスコアを記録したトーマスは、デビッド・デュバルが持つ同部門最年少記録である28歳を更新した。PGAツアーの18ホールでのスコア記録は、昨年8月のトラベラーズ選手権でジム・ヒューリックが樹立した12アンダー「58」だ。PGAツアーによると、50台のスコアは約150万回のラウンドで8回しか出ない珍記録だという。

この日、トーマスは10番(パー4)で試合を始め、ティーショットを315ヤードも送った後、ピンまで34ヤードを残した2打目でカップに沈めてイーグルを奪い、好調のスタートを切った。16番から5連続でバーディーを取っては、8番で3メートルパーを成功させ、ボギーを回避。最終9番(パー5)でティーショットをバンカーに落としたが、206ヤードを残して5番アイアンでの2打目をグリーンに乗せた。4.5メートルのイーグルパットを成功させスコア60の壁を超えた瞬間、拳を握って見せた。トーマスは、「信じられないラウンドだった。緊張せず、最後のパッティングに集中した。同伴者たちが自分より興奮していたので不思議に思うほどだった」と話した。

この日、同じ組でプレーしたスピースと同年の友人であるトーマスは、身長178センチ、体重66キロで男子ゴルファーの中では小柄だ。だが、今季のドライバーの平均飛距離が303ヤードで26位にランクされ「スリムな巨砲」と呼ばれる。柔軟の腰を使って、インパクトの時右足と左足のかかとを一緒に上げて、まるで宙に浮かぶ感じでパワーフルにスイングをするのが秘訣だ。トーマスのスイングでローンチアングル(打ち出し角)は14.2度でPGAツアー平均の10.9度を大きく上回る。それだけ遠くに飛ばせる確率が高いことを意味する。



金鍾錫 kjs0123@donga.com