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ジョコビッチが今年初大会で優勝、男子テニスのカタール・オープン

ジョコビッチが今年初大会で優勝、男子テニスのカタール・オープン

Posted January. 09, 2017 08:30,   

Updated January. 09, 2017 08:31

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ノバク・ジョコビッチ(30=セルビア、写真)は昨年8月以降無冠に終わり、世界ランキング1位の座も同年のライバル、アンディ・マリー(英国)に明け渡した。ジョコビッチを3年間指導したテニスのレジェンド、ボリス・ベッカー(ドイツ)は昨年末、ジョコビッチと決別した後、「この6ヵ月間、練習量が大きく減った。現実を直視して努力しなければならない」と辛口の指摘をした。

「安ずる帝王」とまで批判されたジョコビッチが新年の初優勝トロフィーを掲げて復活の転機を設けた。それも、28連勝中だったマリーを相手にした優勝だっただけに意味は大きい。

世界ランキング2位のジョコビッチは8日、ドーハーで開かれた男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープンのシングルス決勝で、2時間54分にわたる接戦の末、マリーを2-1(6-3、5-7、6-4)で下し、2年連続で優勝した。昨年7月のロジャーズカップ以来の優勝で123万7190ドル(約14億8000万ウォン)の賞金を獲得した。ジョコビッチは、マリーとの通算対戦成績を25勝11敗と大きく勝ち越している。

ジョコビッチは、「今シーズン初大会で世界1位を激戦の末に勝つことは、今年前期の最高のシナリオだった」と言って喜んだ。

昨年の活躍で騎士爵位まで受けたマリーは、「優勝できなくて失望したが、良い試合だった。体力を確かめる良い大会だった」と話した。

ジョコビッチとマリーは16日に開幕する四大大会の今季第1戦「全豪オープン」で優勝を争う。昨年の同大会決勝ではジョコビッチがマリーを下して大会最多優勝記録(6回)に並んだ。



金鍾錫 kjs0123@donga.com