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WBC代表選出で議論白熱の呉昇桓、「試合に出れる体づくりをする」

WBC代表選出で議論白熱の呉昇桓、「試合に出れる体づくりをする」

Posted January. 07, 2017 09:12,   

Updated January. 07, 2017 09:12

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「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)参加は自分で決められることではない。自分にできることは、試合に出れるための準備をしっかりしておくことだけだ」

メジャーリーグ、セントルイスの呉昇桓(オ・スンファン=35)は6日、シーズンを準備するため米国フロリダ州マイアミに向けて出国しながら、こう言い残した。

呉昇桓のWBC代表選出問題を取り巻く議論が白熱している中、代表選出の如何と関係なく最上の身体を作っておく態度を示したものだ。

呉昇桓としては代表に選出されなくても、何ら不利なことはない。代表に選ばれなければ、メジャーリーグのシーズン開幕に向けた準備には逆に有利な状況になる。WBCに参加する場合、いつもより早く体を作らなければならなく、メジャーリーグ開幕前の3月初めから実戦を行わなければならない。韓国と日本、さらに米国へと長距離を移動しながら試合を行うことになる。メジャーリーグ開幕を控えて、負傷のリスクや体力的な負担を甘受しなければならないのだ。WBCにで参加しなければ、余裕をもってペースを上げることができ、体力面の負担も遥かに軽くなる。

今シーズンは、呉昇桓にとって大変重要な年だ。今年でセントルイスとの2年契約が終了すれば、自由契約選手(FA)資格を得る。昨年同様の活躍(6勝3敗19セーブ、防御率1.92)をすれば、年間1000万ドル(約119億ウォン)以上の長期契約は間違いない。最近、メジャーリーグのブルペン投手の価値が暴騰し、アロルディス・チャップマンは5年8600万ドル(約1026億ウォン)でニューヨーク・ヤンキースと契約した。ロサンゼルス・ドジャースに残留したケンリー・ジャンセンは5年8000万ドル(約954億ウォン)で契約した。



李憲宰 uni@donga.com