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「コートの毒蛇」が帰ってきた、金哲鎔新監督はピンチの女子バレーを救えるか

「コートの毒蛇」が帰ってきた、金哲鎔新監督はピンチの女子バレーを救えるか

Posted September. 03, 2016 07:02,   

Updated September. 03, 2016 07:24

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帰ってきた「毒蛇」が危機的状況にある女子バレーボールを救えるだろうか。

2004年のアテネ五輪以降、12年ぶりに女子バレーボール代表監督に返り咲いた金哲鎔(キム・チョルヨン)氏(62)の異名は「コートの毒蛇」だ。その「毒蛇」に課された特命は、ピンチの女子バレーボールの復活だ。いったん、来月20日までベトナムで開催されるアジアバレーボール連盟(AVC)カップ・アジア女子女子バレーボール大会までの期限付きだが、結果次第では任期は伸びる可能性がある。

中央(チュンアン)女子中高校の総監督を務めている金監督としても、すんなりと応じ易いポストではなかったようだ。

リオ五輪で表面化した支援不足問題でバレーボール協会に対する世論が厳しくなっている上、前任監督のパク・ギジュ水原電産女子高校監督が高校チーム監督だということで世論の批判を浴びて辞任したからだ。金監督は、「正直、気が重かったのは事実だ」とした上で、「問題が起きた時は、誰かは前に出るべきだと思って監督公募に応じた」と話した。

1990年代に韓国女子バレーボールの全盛期をけん引した金監督は、1994年の広島アジア大会の金メダルをはじめ2004年のアテネ五輪5位など国際大会で確実に結果を出した。LG精油(GSカルテクスの前身)監督時代はプロリーグの前身であるスーパーリーグ9連覇と92連勝という偉業を達成した。

当時、LG精油で金監督とともに歴史を作った元代表のチャン・ユンヒ氏(46=MBCスポーツプラス解説委員)が代表コーチとして金監督を支えることになった。金監督は、チャン氏抜擢について「現場で選手たちと一番多くの時間を過ごすので、大きな力になると期待している」と話した。

AVCカップ女子バレーボール大会に出場する代表メンバーは、イ・ゴウン(21=IBK企業銀行)、イ・ハンビ(20=興国生命)などプロ選手4人と中高校選手8人で構成された。身長189センチの「中学生の有望株」と言われるチョン・ホヨン(15=光州体育中学3年)は代表に初選出された。5日、チンチョン選手村で初練習を行う代表チームは、12日出国する。



강홍구기자 カン・ホング記者 windup@donga.com