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完璧に復活した崔京周、残念な5位タイ

Posted February. 23, 2016 07:15,   

Updated February. 23, 2016 07:24

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崔京周(チェ・ギョンジュ、46、SKテレコム、写真)が今月だけで、すでに2度目に「トップ5」に名を連ねた。「トップ10」に一度の入ることのできなかった昨シーズンに比べれば、確かに変わった。向上したパットの実力がその原動力となっている。

崔京周は22日、米ロサンゼルス周辺のリビエラCC(パー=71)で終わった米プロゴルフ(PGA)ツアー・ノーザントラストオープン第4ラウンドで、バーディー4とボギー2で、2アンダーパー、69打を打って、5位タイにつけた。今月初め、ファーマーズインシュランスオープンで準優勝し、25万8400ドル(約3億1000万ウォン)を手にした崔京周は、今シーズン計108万ドルを獲得し、シーズン賞金100万ドルを突破した。昨シーズンの賞金は44万ドルにとどまった。また、先週133位だった世界ランキングも102位にまで引き上げた。

崔京周は、11番ホールで首位タイとなり、優勝まで見えたが、12番ホール(パー4)で4メートルのパーパットを逃してボギーを叩いたのが惜しかった。崔京周は、「ベストを尽くしたが、後半に入って向かい風に距離的負担まであり、力不足だった」と語った。今大会で崔京周のドライバーの平均飛距離は269.6ヤードで73位だった。大半のパー4ホールで200ヤードを超えるセカンドショットを残し、ハイブリッドクラブを選ばなければならなかった。優勝トロフィーを手にしたバッバ・ワトソン(米)は、ドライバーで平均341ヤードも出した。

飛距離では遅れていたが、崔京周はグリーン的中時のパット数が1.617(2位)の精巧なパット感覚を打ち出して、優勝競争を繰り広げた。崔京周は、「新たにパット・オブライエン・パットコーチからレッスンを受けたことで、決定的状況でのパットが楽になった。パットしながらインパクト後、フォロースルーが短く切れる悪い動作を正した」といい、「優勝チャンスはまた来るだろう」と話した。

左利きの長打者であるワトソンは、16番と17番ホールでの相次いだバーディーのおかげで、合計15アンダーパーでシーズン初トップについた。ワトソンはトップについた後、養子縁組の2歳の娘ダコタを抱きかかえて、喜びを分かち合った。今大会出場の資格がなく、月曜予選を行ったカン・ソン分は8位タイ(10アンダーパー)につき、シーズン初のトップ10に名を連ねた。



김종석기자 キム・ジョンソク記者 kjs0123@donga.com