Go to contents

女人禁制の舞台を初めて踏んだクォン・ソヨン

女人禁制の舞台を初めて踏んだクォン・ソヨン

Posted April. 12, 2019 09:27,   

Updated April. 12, 2019 09:27

한국어

「テレビで見ただけのコースでプレーしたことに大変光栄に思うし、不思議な気持ちだった。周りから羨ましがられた」

「天国」に喩えられるゴルフ場を、それも韓国女子選手として初めて踏んだ韓国女子ゴルフの期待株クォン・ソヨン(18=大田女子高校付設放送通信高校3年、写真)。

7日に米国ジョージア州で行われたオーガスタナショナル女子アマチュア選手権に出場し、10日帰国した。会場は11日開幕した今季最初のメジャー戦マスターズ・トーナメントが毎年開催されるオーガスタナショナル・ゴルフクラブ。世界最高のクオリティーを誇るコースだけでなく、女人禁制のコースとしても有名な会場は、今年史上初めて世界から72人のアマチュア選手を招待して3日間試合を行った。他のクラブで行われた第1、2ラウンドの結果を受けて、上位30人だけが同会場で行われた第3ラウンドに参戦した。大会主催側は航空券や宿泊など参加経費の殆どを支援した。

世界ランキング36位のクォン・ソヨンは予選プレーオフを制して韓国選手では唯一本大会に進出し、12位(1オーバー)で大会を終えた。「グリーンの噂通り難しかったですね。アンデュレーションが激しく、正確に目指すところにボールを落とせなければパットが大変でした。グリーンもやっぱり速かったですね」。スティンプメーター(グリーンの速さを測る測定器)で4メートルを超えたという。

始打式を行ったパク・セリやナンシー・ロペス、ロレーナ・オチョア、アニカ・ソレンスタムら女子ゴルフのレジェンドたちに会えたのは忘れられない思い出だ。クォン・ソヨンは「写真も撮って、良い話も聞きました。ここで打つことだけでも凄いことだから、引き続き夢を育みなささいと言われました」と話した。クォン・ソヨンは、また「アマ大会なのにギャラリーが2万2000人を超えました。昨年に入場券が売り切れたそうです」と驚いた表情で語った。大好きなジョーダン・スピースやタイガー・ウッズがマスターズの優勝を応援しているとも話した。

2016年から代表選手として活躍したクォン・ソヨンは、カンミング杯、ホシム杯など韓国国内の主要大会を席巻した有望株だ。


金鍾錫 kjs0123@donga.com