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柳賢振とマディソン・バムガーナー、今季2試合目で激突

柳賢振とマディソン・バムガーナー、今季2試合目で激突

Posted April. 02, 2019 08:51,   

Updated April. 02, 2019 08:51

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メジャーリーグ開幕戦でザック・グレインキー(36=アリゾナ・ダイヤモンドバックス)に完勝を収めた柳賢振(リュ・ヒョンジン=32、ロサンゼルス・ドジャース)の次戦相手はサンフランシスコ・ジャイアンツの左腕エース、マディソン・バムガーナー(30)だ。

柳賢振は3日午前11時10分、本拠地ドジャース・スタジアムでナショナルリーグ西地区のライバル、サンフランシスコを相手にシーズン2勝に挑む。

柳賢振にとってバムガーナーは、すっかりお馴染みの相手だ。自身のメジャーリーグデビュー戦だった2013年4月3日の試合から昨年のレギュラーシーズン最後の登板だった9月29日の試合まで、実に7回も対戦した。二人の対戦成績も互角だ。柳賢振は肩の負傷で早期降板となった2014年9月13日(1回5安打4失点)と2017年9月24日(2回3分の1、3安打1失点)を除いては、いずれもクオリティースタートを記録した。バムガーナーは、2017年4月18日の試合を除いては、いずれも6回以上を消化した。2017年7月31日の対決では、二人とも7回5安打1四球7三振無失点を記録した。

勝敗では分かれたが、今年の開幕戦でも二人は好投した。柳賢振は先月29日のアリゾナ戦で6回1失点で勝利投手になった。同日、サンディエゴ・パドレスを相手したバムガーナーは、7回2失点と好投したが、打線の支援を受けられず敗戦投手になった。

二人にとって今シーズンは大変重要な1年だ。シーズン終了後は並んで自由契約選手(FA)となり、大型契約を目指しているからだ。

バムガーナーは、メジャーリーグで実力に比べて最も低く評価されている投手の一人に挙げられる。20代半ばだった2013年にチームと5年3500万ドル(約397億ウォン)の格安契約を結んだ。昨年と今年はチームオプションでそれぞれ1200万ドルずつをもらう。合わせても7年5900万ドル(約669億ウォン)だ。2010年、2012年、2014年とチームに3度もワールドシリーズ(WS)優勝をもたらした活躍を考えれば、大きく物足りない金額だ。

一度もWS優勝を経験していないドジャースの左腕エース、クレイトン・カーショーは2014年に7年2億1500万ドル(約2440億ウォン)で契約した。昨季終了後は残り契約を破棄し、3年9300万ドル(約1055億ウォン)で再契約した。現地ではバムガーナーについて、早くも2億ドル以上の大型契約を予測する見方が出ている。

ドジャースのクオリファイングオファーを受け入れて今年1年間、年俸1790万ドル(約203億ウォン)を受け取る柳賢振も今季に開幕戦のような活躍を見せ続けることができれば、シーズン後はさらに好条件のオファーを受けることになるだろう。バムガーナーのようなエースに勝てば、価値はさらに上がる。


李憲宰 uni@donga.com