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コ・ジンヨンがLPGAバンク・オブ・ホープ・ファウンダーズカップ

コ・ジンヨンがLPGAバンク・オブ・ホープ・ファウンダーズカップ

Posted March. 26, 2019 09:02,   

Updated March. 26, 2019 09:02

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「米本土での初優勝なので、尚更嬉しい」

昨年の米女子ツアー(LPGA)新人王のコ・ジンヨン(24)が、LPGAツアーへの完璧に適応した。25日、米国アリゾナ州フェニックスのワイルドファイア(パー72)で行われたバンク・オブ・ホープ・ファウンダーズカップ(賞金総額150万ドル)の最終ラウンド。

コ・ジンヨンは7アンダー65で回り、通算22アンダー266で2位グループの4人を1打差で制して逆転優勝を果たした。LPGA通算3度目の優勝だが、米本土で開かれた大会での優勝は初めて。

コ・ジンヨンは2017年にKEBハナ銀行選手権(仁川スカイ72GC)で優勝し、LPGAツアー開幕戦の全豪女子オープンで2勝目を挙げた。67年ぶりに新人が開幕戦で優勝する珍記録を打ち立て、新人王タイトルまで獲得したが、悔いの残る1年だった。いざ米本土大会では勝利がなかったからだ。

その後13カ月ぶりにLPGAツアーの創設者たち(ファウンダーズ)を称える大会で印象的なプレーで頂上に立ったため、コ・ジンヨンの喜びはひとしおだ。優勝感想で「アメイジングデー(amazing day=なんて素晴らしい日だ)」と語ったように、劇的な勝利だった。

今大会はコースが平坦で、ラウンド毎に一気にスコアを伸ばす選手が続出する反面、コ・ジンヨン22日目にイーブンパー(72打)と伸び悩み、優勝は程遠く見えた。だが、3日目にスコアを8つも伸ばして優勝争いに火をつけたコ・ジンヨンは4日目にもボギー無しに7バーディーを奪う完璧なプレーを見せた。とくに、14番からは3連続バーディーを決め、2組後ろで回っていたチャンピオン組のウ・リュ(中国)やカルロタ・シガンダ(スペイン)を圧迫した。

今季のLPGA6大会で韓国勢では4度目の優勝を飾ったコ・ジンヨンは、優勝賞金22万5000ドル(約2億5000万ウォン)を追加し、賞金ランキング2位(45万159ドル)と年間最優秀選手ポイント2位(51点)になった。両部門トップのネリー・コルダ(47万2810ドル、56点=米国)との競争にも注目が集まる。

一方、改正されたゴルフルールを活かして、グリーンからピンを立てたままパットしているコ・ジンヨンは、「私の場合はピンを立てて打つ方がやり易い。パク・ジウンさんのキャディも務めたデービッド・ブルーカスはコースで冷静でありながら、人を楽しませる性格なので相性が良い」と話した。


アン・ヨンシク専門記者 ysahn@donga.com