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ローリー・マキロイ「今年の目標はキャリア・グランドスラム」

ローリー・マキロイ「今年の目標はキャリア・グランドスラム」

Posted March. 19, 2019 07:49,   

Updated March. 19, 2019 07:49

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「今年のすべての経験が私をこの場に立たせた。粘り強く自分の順番が来ることを望んでいたが、実際にそうなって嬉しい」

18日、米国フロリダ州ポンテベドラビーチのTPCソーグラス(パー72)で終わった米男子ツアー(PGA)の全米プロゴルフ選手権(賞金総額1250万ドル)の頂上に立ったロリー・マッキロイ(29=北アイルランド)が語った優勝感想だ。

通算16アンダー272で1打差の逆転優勝を飾ったマキロイが、仮に来週11日に開幕するシーズン最初のメジャー戦マスターズで優勝しても、その感想はいくつかの単語が変わるだけで大きな内容は同じだっただろう。マキロイは2014年に8位でスタートしたマスターズで5年連続のトップ10入りしたが、優勝はならなかった。

マキロイは、この日優勝するまでに今年の5大会で毎回優勝まであと一歩のところでとん挫した。先月の世界ゴルフ選手権(WGC)メキシコ選手権で2位に入り、4位を2度、5位と6位が1度ずつだった。このため、「詰めが甘い」という不名誉なレッテルを貼られた。

マキロイは今大会で優勝賞金225万ドル(約25億5000万ウォン)よりも価値ある自信を取り戻した。マスターズでキャリア・グランドスラム(通算4大メジャータイトル獲得)達成の可能性を高めた。PGA通算15勝とメジャー戦4勝(ジ・オープン、全米オープン、PGA選手権2回)を記録しているマキロイは、マスターズを制すれば、ボビー・ジョーンズ(1930年)、ジーン・サラゼン(1935年)、ベン・ホーガン(1953年)、ゲーリー・プレーヤー(1965年)、ジャック・ニクラス(1966年)、タイガー・ウッズ(2000年)に次ぐ7番目の「キャリア・グランドスラム」というレジェンドの地位に上ることになる。

マキロイは、「ここのコースが(マスターズが開かれた)オーガスタ―に似ている。自分は最近人生最高のゴルフをしているし、今の調子を継続して保ちたい」と言い、グリーンジャケットへの欲望を隠さなかった。


アン・ヨンシク専門記者 ysahn@donga.com