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マラソン経験が立派な自己PRの手段に

Posted March. 16, 2019 08:05,   

Updated March. 16, 2019 08:05

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就職活動をしている20、30代の「スペック競争」でマラソン完走経験も重要な要素になっているという。求職者の健康を証明し、根気とポジティブな考え方など人生と向き合う態度でも多くのことを物語る。

昨年、エンジニアとして大企業に就職したヤン・スンギュさん(25)は、マラソン・フルコースを完走した経験を自己紹介書に記入し、面接官たちの質問攻めを受けた。ヤンさんは、自らを「走るエンジニア」と名乗りし、就職後の意気込みやビジョンなどについて説明した。ヤンさんは、「『どのくらい走ったのか』『サブスリー(3時間以内のタイム)をやってみたか』などマラソンに関する質問だけで数個も受けた。工学徒というと、机の前に座っている優等生のイメージがあるが、健康なイメージをアピールできて差別化を図ることができたようだ」と話した。

マラソンは記念メダルや大会参加タイムなど資料が残るので、完走を証明できるという面では魅力的だ。2017年に職場を移しながらマラソン経験を履歴書に入れたというチョ・ミンギュさん(28)は、「普通履歴書の趣味欄にサッカーや楽器演奏など証明が不可能なことを記入する志願者が多いけど、私の場合はマラソンで面接官により強くアピールすることができた」と話した。

就職はもちろん、ロースクール入試やインターン社員の志願などでもマラソンフルコースの完走がプラス効果をもたらしたというマニアたちが多い。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com