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ユベントスが欧州CL8強入り、ロナウドがハットで勝利をけん引

ユベントスが欧州CL8強入り、ロナウドがハットで勝利をけん引

Posted March. 14, 2019 08:12,   

Updated March. 14, 2019 08:12

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「ユベントスが私と契約したのは、今日のような活躍を期待したからだろう」

昨年7月、レアル・マドリード(スペイン)を退団し、ユベントス(イタリア)に移籍して以来最高のパフォーマンスを披露したクリスティアーノ・ロナウド(34)は淡々と語った。

13日、イタリアのトリノで行われたユベントスとアトレティコ・マドリードの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント第2戦。

第1戦を0-2で敗れたユベントスが失点しないことを前提に、延長戦に突入しないで8強入りするためには3点が必要だった。「欧州CLの男」と呼ばれるロナウドの魔法のようなハットトリックを達成し、ユベントスの3-0勝利をけん引した。2戦合計3-2としたユベントスが準々決勝進出を決めると、4万観客はロナウドを連呼した。

前半27分、ロナウドは同僚のクロスボールを、ゴールに駆け込みながら頭に合わせてネットを揺らした。相手守備がロナウドの前に立っていたが、驚異的なジャンプ力でゴールを決めた。後半3分にもヘディングでゴールを奪ったロナウドは、後半41分にPKを成功させてハットトリックを完成した。

アトレティコは前日まで5戦連続の無失点と「鉄壁守備」を誇っていた。AP通信は、「ロナウドがアトレティコが誇る守備陣を嘲弄した」と報じた。ロナウドは、アトレティコ戦で通算25得点を挙げている。アトレティコのディエゴ・シメオネ監督は、「ロナウドは、我々には悪夢だ」と舌を巻いた。

前日までロナウドは今季の欧州CLで1得点に止まっていた。また3戦連続の無得点でパフォーマンスの低下もささやかれた。AP通信は、「ロナウドはユベントスへの移籍後初のハットトリックを達成した。チームが必要とする瞬間に、ファンら―スティックなパフォーマンスを見せつけた」と褒め称えた。ロナウドは、「ユベントスがしばらく達成できなかった欧州CL優勝を必ず成し遂げたい」と語った。ユベントスの最後の欧州CL優勝は1995~1996シーズンだ。

ハットトリックを達成したロナウドは、欧州CL通算最多得点記録を124に伸ばした。またCL通算8度目のハットを記録し、ライバルのリオネル・メッシ(FCバルセロナ)と歴代1位に並んだ。英国のBBCは、「ロナウドの記録が特に注目される理由は、グループリーグ後のトーナメントにとりわけ強かったからだ」とし、「ロナウドはCLトーナメントの77試合で63得点、14アシストを記録した」と報じた。

ロナウドはわいせつ的な得点パフォーマンスでも議論を呼び起こした。試合後に両手を頭の上に挙げては、股間の近くに置くジェスチャーを見せた。第1戦では敵将から「我々に勇気があることを見せつけた」と言い、ロナウドのパフォーマンスを揶揄した。


鄭允喆 trigger@donga.com