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マラソンでの水分補給、5キロ毎に取って失った電解質を補うのが理想

マラソンでの水分補給、5キロ毎に取って失った電解質を補うのが理想

Posted March. 12, 2019 08:29,   

Updated March. 12, 2019 08:29

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安定したペースで走るためには、自分に適合した「ペースメーカー」に劣らず水分の補給も重要だ。

かつてマラソン関係者たちの間では「走る間に水を飲む必要はない」というのが通説としてまかり通った時期がある。水分が汗の排出量を増やすため、より早く疲れが出てくるというのが理由だった。今では酷い話としか聞こえない。脱水症状を防ぐためには渇きを感じなくても、適宜水分を補給しなければならない。長い時間を走れば体から水分とともにナトリウムあ塩素、カルシウムなどの電解質が体外に出ていく。それを補充しないと、疲れが溜まって筋肉が痙攣を起こすこともある。

だとすれば、どのくらいを飲むべきか。専門家たちは、流した汗の量くらいは補充するべきだとアドバイスする。個人差はあるが、1時間内に1リットルの水分を3、4回に分けて飲むことを勧める。お5キロ毎にドリンク補給台が設置されている理由だ。失った電解質を補い、水分が吸収しやすく助けるイオン飲料は水より効果的だ。

2019ソウル国際マラソン兼第90回東亜(トンア)マラソンの公式スポンサーである東亜大塚は大会のために、ミネラルウォーター「マシンダ」18万7440本、イオン飲料「ポカリスエット」6万4160本(以上500ミリリットル基準)、ビタミンドリンク「オロナミンC」2万4950本など過去最大のドリンクを用意した。ポカリスウェットの場合、飲料業界では初めて導入した二重切り取り線「ブルーラベル」を入れ、分別回収しやすいようにした。レースオ途中もしくは間食タイムに参加者たちが、これらの飲料を飲むために使うコップは19万個に上る。

今年で設立40周年を迎える東亜大塚は2009年から11年連続で東亜マラソンとの関係を保っている。大会だけでなく、国内の草の根マラソンの発展のために毎年「東亜マラソン年間最優秀選手賞」も支援している。昨年からは「ランニングクルー・ライブスエット」も運営している。年間2回、50人ずつを選出して10週間の基礎トレーニングから個人別の処方に至るまで、専門的なトレーニングプログラムを提供する。今月に第3期として選ばれた50人は、今大会10キロへの参加をはじめ5月まで活動し、9月には第4期を選出する予定だ。


李承鍵 why@donga.com