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障害者体育を盛り上げようとバンダビが帰ってきた

障害者体育を盛り上げようとバンダビが帰ってきた

Posted March. 09, 2019 08:27,   

Updated March. 09, 2019 08:27

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マスコット「バンダビ(写真)」が、平昌(ピョンチャン)のレガシー(遺産)として残る。

2018平昌冬季パラリンピックの開幕から、9日で1年になる。毎日の日常が挑戦かもしれない障害者にとって、運動はとりわけ重要だ。登録障害者だけで250万人を超える現実で、障害者たちが存分にスポーツ活動ができるためには、アクセスの良い施設の拡充が最良の方法だ。これにより、今年、全国で23か所の体育センターが工事を開始する。長期的には150カ所まで増やす計画だ。

これらの施設の名前は「バンダビ体育センター」だ。前には地域名を付ける。閉幕とともに忘れられていたバンダビが、障害者体育の象徴として命を繋ぐことになった。韓国と江原道(カンウォンド)の代表動物であるツキノワグマの「バンダ」に碑の文字を合わせて作ったバンダビは、平昌パラリンピックを通じて大きな人気を集めた。オリンピックのマスコット「スホラン」と合わせた販売収入が290億ウォンに達するほどだった。

文化体育観光部のヨン・ピルソン障害者体育局長は、「実は『障害者体育センター』という名前を付ければ、施設を運営する地方自治体が負担を感じる。『彼らだけの施設』という感じも与えかねない。だからといって原則なしに名前を付ければ、障害者が分からないことが多い。国民が親近感を持つバンダビという名前がいいと判断した。障害者優先だが、健常者も一緒に利用できる空間になるだろう」と語った。

文化体育観光部は、施設の拡充に合わせて障害者生活体育指導者も大幅に増やし、障害者スポーツ講座の利用クーポンも支援するど、計1兆ウォンの予算を投入する予定だ。


李承鍵 why@donga.com