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朴城炫がタイガー・ウッズとCM撮影「目の前のことが信じられない「

朴城炫がタイガー・ウッズとCM撮影「目の前のことが信じられない「

Posted February. 08, 2019 08:18,   

Updated February. 08, 2019 08:18

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「見た瞬間ドキッとしましたね。目の前のことが信じられなかったんです」(朴城炫)

「(僕のことと憧れていたなんて)光栄です。自分も歳を取ったんだなと実感したね」(タイガー・ウッズ)

朴城炫(パク・ソンヒョン=26)も「ゴルフ皇帝」タイガー・ウッズ(44=米国)の前では一人の熱烈な一ファンだった。7日、ゴルフ用品メーカー「テーラーメイド」のCM撮影が行われた米国フロリダ―州のメダリストゴルフ場。先に着いて待機していた朴城炫の前に、前触れ無しにウッズが現れた。テーラーメイドが事前に仕込んだサプライズのイベントだった。

ウッズは、朴城炫が幼少期以来の憧れの選手だった。このことを知っていたテーラーメイドは、二人の出会いを企画した。スケジュールがタイトなウッズに合わせてCM撮影の場所もウッズの自宅から近い場所を手配した。朴城炫はジュピターから車で約2時間のオーランドに住んでいる。テーラーメイドの関係者は、「米国と韓国のマーケティングチームが長い時間をかけて進めたプロジェクトだ」と説明した。

朴城炫とウッズは同日、スタジオとゴルフ場などでCM撮影を行った。二人が一緒になって撮影したCM映像は、米国はじめ全世界のテレビやソーシャルメディア(SNS)などで配信される予定だ。

朴城炫は現地でのインタビューで、「小学生時代にウッズのプレーを見ながら同時代に彼と一緒にプレーするのは無理だろうと思った。今一緒にいることだけでも成功したと思う。同じクラブを使うことにもプライドを感じる」と話した。ウッズは、「朴城炫のスイングはインパクトが凄い。常にスイートスポットを狙う。毎回ドライブショットが一定している。前途洋洋だ」と称賛した。

朴城炫は2017年の米女子ツアー(LPGA)カナディアンパシフィック女子オープンの最終ラウンドでウッズの最終日のトレードマークとなっている「赤色シャツ」を着て優勝を果たしたこともある。昨年、ウッズが長いスランプから抜け出してツアー選手権で通算80勝目を飾るのをテレビ中継で見守った朴城炫は、「いつかは彼が再び優勝すると思った。優勝に向けた奮闘ぶりに共感し、波Aが出た。いつも努力する姿勢で臨まなければならないと思った」と語った。

一方、朴城炫は7日、フィリピン企業のソレア・リゾート・アンド・カジノと向う2年間のメインスポンサー契約を結んだ。セマスポーツマーケティングは、「朴城炫の契約条件は女子ゴルフ市場最高水準だ。14日に調印式を行う」と伝えた。ソレア・リゾート・アンド・カジノのエンリケ・ラソン会長は、フィリピンのマニラに本社を置く港湾運営会社「ICTSI」の代表取締役。直前までハナ金融グループの支援を受けていた朴城炫は、インセンティブを入れて年間15~20億ウォンの契約を結んだ模様だ。


李憲宰 uni@donga.com