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「必ず帰ってくる…今季は20勝を目指す」 柳賢振が古巣ハンファ・ファンとの交流会で明言

「必ず帰ってくる…今季は20勝を目指す」 柳賢振が古巣ハンファ・ファンとの交流会で明言

Posted January. 28, 2019 08:14,   

Updated January. 28, 2019 08:14

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「100%帰ってきます。あと何年か待ってください」

メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの「コリアンモンスター」柳賢振(リュ・ヒョンジン=31)の固い言葉に客席から歓声が上がった。柳賢振は、300人あまりが参加したファン交流会で、「ハンファに戻ってくるのか」という質問に、こう答えて古巣ハンファへの愛情を示した。

柳賢振は27日、ソウル市江南区(カンナムグ)にあるリベラホテルで開かれたモバイルゲーム「MLB9イニングス」と共にするファン交流会に出席した。この日、柳賢振はファンと自身に関するクイズを解く「リュ・ジャル・アル(柳賢振について良く知る人の意)クイズバトル」をしながら会場を盛り上げた。また、子供のファンが参加する「制球バトル」イベントでは、ユニフォームをプレゼントし、「打撃バトル」ではタブレットPCを使ってモバイル野球ゲームを行うなど楽しい時間を過ごした。

続いて行われた質疑応答では、機知に富んだ答弁で笑いを誘った。この日、主催側はイベントに先立ち、柳賢振の先輩と同僚たちから質問を受けた。元ハンファ投手の鄭珉哲(チョン・ミンチョル)MBC解説委員の「妻の料理を味ではなく責任感で食べたことがあるのか」という質問に、柳賢振は「全くない。妻が作ってくれる鶏肉の煮つけが大好きだ」と言い、愛妻家の一面をうかがわせた。鄭氏は、柳賢振とアナウンサーの妻ペ・ジヒョン氏を引き合わせた張本人だ。ペ氏は、この日のファン交流会に出席し、ファンと一緒に写真撮影に応じるなど内助の功を発揮した。この他、柳賢振は「一体僕の結婚はいつ手伝ってくれるんだ」というKTの親友黄載鈞の質もに、「自分でうまくやっていけると思う」と答え、笑いを誘った。

新シーズンに向けての決意では、「20勝」を挙げた。柳賢振は「20勝を達成するためには、ケガのないシーズンを送らなければならない。1年契約を結んだのでプレッシャーもあるけど、体に異常がなければ可能だと思う。十分達成できる」と自信を示した。昨季に太ももの内転筋負傷で3ヵ月間離脱していた柳賢振はは、昨年11月、韓国に戻ってからソウル蚕室(チャムシル)球場でトレーニングを開始し、段階別の投球練習(ITP)などをこなした。7日からは2週間、日本の沖縄でのトレーニングも行った。柳賢振の専従トレーナーを務めるキム・ヨンイル氏は、「沖縄では打者を絶たせて投球するライブ投球を2度実施しながら、調子を上げた。負傷部位に痛みがなかった上、本人も満足していた。来月はロサンゼルス・ドジャースのスプリングキャンプで最善の技量を出せるよう、トレーニングの強度を徐々に上げている」と話した。

ドジャースは2月14日、米国アリゾナ州で投手組を招集し、スプリングキャンプに突入する。柳賢振は、「来週は米国に戻りそうだ。スプリングキャンプが行われる場所で、仲間たちとシーズンの準備に取り掛かる」と語った。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com