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うなだれた「銀キツネ」リッピ監督

Posted January. 18, 2019 10:04,   

Updated January. 18, 2019 10:04

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「韓国が強いチームであることを認めざるを得ない」

自尊心の強い「銀キツネ」マルチェロ・リッピ中国代表監督(71=イタリア、写真)がうなだれた。

リッピ監督は17日、アジア杯グループリーグ第3戦で韓国に0-2で敗れた後の記者会見で完敗を認めた。リッピ氏は、「正直韓国が我々よりずっと速く、技術的にも優れていた。韓国はベストメンバーで我々と戦った。韓国は中国だけでなく他チームにも勝っている」と強調した。

リッピ氏は、韓国戦を控えて自信に満ちていた。試合を控えて行われた記者会見では、「我々は引き続きうまくやっている。そして(韓国戦は)モメンタムを得るために重要な試合だ」と話した。韓国のエース、孫興民(ソン・フンミン=トッテナム・ホットスパー)については、「孫興民は韓国が保有する良い選手の一人に過ぎない」とコメントした。リッピ監督が中国代表チームの指揮を執ってからは韓国に1勝1分けと負けたことがなかったからだろう。だが、リッピ監督は同日、「我々が韓国に勝ったこともあるが、当時は韓国の重要選手数人が抜けていたことを認めなければならない。我々もベストを尽くしたが結果的に韓国が強かった」と話した。

一方、中国メディアは、今回の敗北について「恐韓症」が再燃したと報じた。シナスポーツなど中国メディアは、「W杯アジア予選と東アジアカップの時、恐韓症は消えたと思った。だが、アジア杯では恐韓症が続いた」と書いた。中国メディアは、孫興民など主力選手が出揃った韓国は強かったと認めたうえで、中国はアジア杯で韓国に1度も勝っていないと報じた。今回の敗北で、中国はアジア杯での韓国との対戦成績を1分け3敗とした。韓国は今回の勝利で中国との対戦成績を19勝13分け2敗とした。


梁鍾久 yjongk@donga.com