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鄭現、4強神話の再現はなるか 全豪オープンきょうスタート

鄭現、4強神話の再現はなるか 全豪オープンきょうスタート

Posted January. 14, 2019 09:16,   

Updated January. 14, 2019 09:16

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全豪オープンの「4強神話」は再現できるだろうか。

韓国テニスの看板、鄭現(チョン・ヒョン=23、世界ランキング25位)は昨年1月の全豪オープンで一気に国民的スター選手に浮上した。韓国人では初めてテニスの四大大会でベスト4入りする快挙を達成したのだ。3回戦で、当時世界ランキング4位だったアレクサンダー・ズベレフをフルセットにもつれる大接戦の末に破った鄭現は、決勝トーナメント1回戦では肘負傷で不調だったノバク・ジョコビッチ(32=セルビア、世界1位)を3-0で下した。準決勝で迎えた「テニス皇帝」ロジャー・フェデラー(38)には足裏負傷で棄権したが、世界トッププレーヤーたちと真剣勝負を繰り広げる姿は、全国民に強い印象を与えた。

それから1年が過ぎて、鄭現が再び豪州を訪ねた。今年の全豪オープンで第24シードに入った鄭現は15日、世界76位のブラッドリー・クラン(29=米国)と対戦する。全豪オープンで、まだ勝利がないクランは2014年の63位が自己最高のランキングだ。鄭現が1回戦を勝てば2回戦ではサム・キュエリー(32=米、48位)対ピエール・ユーグ・エルベル(28=フランス、53位)戦の勝者と対戦する。

豪州で良い思い出を作ったものの、最近の鄭現は調子が上がらない。鄭現は今年のタタオープンとASBクラシックの2度のワールドツアーでいずれも早期敗退という苦杯を喫した。とくにASBクラシックでは世界360位のルビン・ステイサム(32=ニュージーランド)に敗れてまさかの1回戦敗退を喫した。昨年のASBクラシック準々決勝進出を皮切りに7大会連続でベスト8以上に進出し、ランキングポイントを積み上げたのとは対照的だ。

ランキングポイントは当該大会が行われた後、1年間有効で、仮に鄭現が今大会で昨年くらいの成績を残せなければ、1585点の鄭現のランキングポイントは大きく下がることになる。ランキングが40位以下に下がる場合、大半のツアー大会でシードをもらえなくなり、80位以下まで墜落すれば本大会自動出場権の確保さえも微妙になる。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com