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バレンシアのイ・ガンイン、欧州5大リーグに韓国人最年少デビュー

バレンシアのイ・ガンイン、欧州5大リーグに韓国人最年少デビュー

Posted January. 14, 2019 09:16,   

Updated January. 14, 2019 09:16

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後半42分、バレンシアのMFデニス・チェリシェフと交代で「韓国サッカーの未来」イ・ガンイン(写真)がピッチに入った。チームの未来を担う期待株の登場に、バレンシアのファンたちは大きな拍手を送った。後半3分とロスタイム4分の計7分ほどを出場したイ・ガンインは、鋭い左足のクロスと中央とサイドからの連携プレーなどで強烈な印象を残した。

13日、バランシアの本拠地エスタディオ・デ・メスタージャで行われえた2018~2019シーズンのラ・リーガのレアル・バジャドーリ戦(1-1の引き分け)に途中出場したイ・ガンインは、短い出場だったが、貴重な記録を打ち立てた。バレンシアは、「17歳327日の歳(現地時間基準)でラ・リーガ(1部リーグ)公式戦に出たイ・ガンインは、クラブ史上最年少での1部リーグデビューを果たした外国人選手になった」と明らかにした。

昨年10月、スペインのコパ・デル・レイ戦に出場し、韓国人では欧州リーグ1軍公式戦に最年少で出場する記録(17歳253日)を打ち立てたイ・ガンインは、韓国人の欧州5大リーグ挑戦史に新たな一ページを刻み込んだ。イ・ガンインは同日、韓国人最年少の欧州5大リーグ(スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランス)出場を記録した。従来の記録は、2009年にフランスのリーグ・アンのヴァランシエンヌでプレーした南泰煕(ナム・テヒ=アル・ドゥハイル、当時18歳36日)が保持していた。韓国サッカーのエース、孫興民(ソン・フンミン=トッテナム・ホットスパー)がハンブルク所属でブンデスリーガデビューを果たした時の年齢は18歳114日だった。また、イ・ガンインは李天秀(イ・チョンス=レアル・ソシエダ)、イ・ホジン(ラシン・サンタンデール)、朴主永(パク・ジュヨン=セルタ・デ・ビーゴ)、キム・ヨンギュ(アルメリア)に次いで韓国人選手ではラ・リーガにデビューした5人目の選手になった。

イ・ガンインはクラブの厚い信頼のもとに急成長を遂げている。左利きにドリブルと突破力、パス能力まで備えたイ・ガンインは昨年、バレンシアが8000万ユーロ(約1029億ウォン)の高い場アウト(契約解除違約金)を設定するほど成長可能性を高く評価している。イ・ガンインは、「ホームファンが見守る中で試合でプレーできて誇りを感じた。応援に駆け付けた韓国人も見えた。彼らに喜んでもらえるよう最善を尽くしたい」と語った。


鄭允喆 trigger@donga.com