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最終日に11アンダーのジャンダー・シャウフェレが逆転優勝、通算4勝がすべて逆転優勝

最終日に11アンダーのジャンダー・シャウフェレが逆転優勝、通算4勝がすべて逆転優勝

Posted January. 08, 2019 08:36,   

Updated January. 08, 2019 08:36

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2019年の米男子ツアー(PGA)初戦の優勝は、「逆転の男」ジャンダー・シャウレフェレ(26=米国)が飾った。

7日、米国ハワイ島マウイのカパルアリゾート・プランテーションコース(パー73)で行われたセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ。単独首位のゲーリー・ウッドランド(米)に5打遅れた4位タイでスタートしたシャウフェレは、1番でボギーを叩いて優勝から遠のくとみられた。だが、その後イーグル2つと8バーディーを奪い、コースレコードに並ぶ11アンダーを記録し、通算23アンダーでウッドランドを1打差で制して優勝を勝ち取った。PGA通算4勝の全てが逆転優勝となったシャウフェレは、賞金130万ドル(約14億5000万ウォン)を獲得した。

一方で3打差首位だったウッドランドは、この日はボギー無しに5バーディーを奪う優れたプレーを見せながらも手痛い逆転負けを喫した。ウッドランドはPGAツアーで3日目まで首位だった7大会で一度も優勝がない詰めの甘さを見せ、ツアー通算10度目の2位を記録した。

この日、シャウフェレは9番(パー5)で16.5メートルのチップイン・イーグルを成功させた後、12番(パー4)では107ヤードを残してショットイーグルを達成する神業を見せた。18番(パー5)でシャウフェレとウッドランドの明暗が分かれた。シャウフェレは2打目をカップ3.5メートルに落としてバーディーを奪ったのに対し、ウッドランドは3メートルのバーディーパットを逃した。

フランス系ドイツ人の父と台湾出身で日本で育った母との間で生まれたシャウフェレは、2017年にPGA新人王を受賞した。初日から、今年新しく適用されるルールに従い、ピンを外さないでパットをして注目を集めた「フィールドの変人」ブライス・デシャンボー(米)は単独7位(14アンダー)で終えた。昨年王者ダスティン・ジョンソン(米)とロリー・マキロイ(北アイルランド)は4位タイ(15アンダー)だった。


金鍾錫 kjs0123@donga.com