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ドロップは膝の高さから、今年から変わるゴルフルール

ドロップは膝の高さから、今年から変わるゴルフルール

Posted January. 05, 2019 07:33,   

Updated January. 05, 2019 07:33

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「変人ゴルファー」で知られるブライソン・デシャンボー(26=米国)は4日開催される米男子ツアー(PGA)センチュリー・トーナメント・オブ・チャンピオンで何度もピンを差したままパッティングをした。

昨年まではピンを抜かないでプレーすると2罰打を受けた。しかし、世界ゴルフルールを取り仕切る英国王立ゴルフ協会(R&A)と米国ゴルフ協会(USGA)は今年から、ゴルフがより多くの人に魅力的なものになるよう、多くのルールを見直した。ピンを差したままプレーするのを認めたのも、その一つだ。

●ドロップは膝の高さから

この他に代表的なルール改定は、ドロップを膝の高さから行うというものだ。以前は非正常なコース状態やペナルティーエリア★で救済される時、肩の高さからボールを落とした。

●偶然の2度打ちも「罰無し」

偶然に2度打ち以上をした場合も罰が無い。自分が打ったボールが再び自分のクラブに当たったり、木に当たった後、自分の体に当たったりキャディに当たっても罰無しだ。ただ、故意でない場合に限られる。パッティングをしたグリーンの上やボールを探すとき、偶然ボールの動いた場合も罰が免除される。以前は1罰打を受けた。バンカーを抜け出すのが難しい場合は、2罰打を受けてバンカーの前に出てプレーすることができる。

●準備できた人から順番に打つ

プレーのスピードアップを狙ったルール改定も目立つ。ボールを探すのは3分まで認められ、その後は紛失球とする。また準備できた人から順番に打てるようルールを変えた。従来はホールから遠い人から順番に打たなければならなかった。

●OBした場所でプレー再開

アウト・オブ・バウンズ(OB)した時も2罰打を受けてボールを失った場所からプレーを再開すれば良い。韓国のアマチュアゴルファーたちは、すでに同様の方式でプレーをしたきたことだが、公式ルールとして明文化された。ただ、このルールはアマチュアだけに適用される。プロが出場する公式トーナメント大会では、従来同様1罰打を受けて元の場所から打ち直さなければならない。

●後ろからのキャディの方向取りの手助けはNG

従来はキャディがアドレスの際、後方に立って方向取りを手助けする行為が認められたが、新ルールはこれを禁止している。ティーショットを打つ時だけでなく、フェアウェーとグリーンでも同じだ。選手自らの力で考えてプレーをすることを勧めているのだ。


李憲宰 uni@donga.com