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新年LPGAツアーの韓国勢を大予測

Posted January. 05, 2019 07:35,   

Updated January. 05, 2019 07:35

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朴仁妃(パク・インビ)、朴城炫(パク・ソンヒョン)、柳簫然(ユ・ソヨン)、キム・セヨンら看板選手たちが年末の短い休暇を終えて、いち早く新シーズンに向けた調整に突入した。韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーの最強者だったイ・ジョンウンも新たにLPGAツアーに参戦する。

今年は2020年東京五輪のゴルフ競技への出場を決めるランキングが本格稼働する。五輪ゴルフは、昨年7月初めから2020年6年末までの2年間の成績をもとにつけられる世界ランキングで出場資格が与えられる。五輪が迫るほどポイントが加算される。より高いランキングを目指した韓国人選手同士の競争も激しくなる見通しだ。

2019年のLPGAツアーは、17日に米国フロリダ州レイク・ブエナ・ビスタで開かれるチャンピオンズ・オブ・トーナメントで幕開けする。今季は全33大会が開かれ賞金総額は7055万ドル(約793億ウォン)に上る。

ゴルフ強国コリアの強風が吹き荒れる新年のLPGAツアーの観戦ポイントをまとめた。

●空に太陽は一つ

昨年韓国勢が記録した全9勝のうち3勝を挙げた朴城炫(パク・ソンヒョン)はアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)と世界一の座を争う。昨年朴城炫は、同じく3勝を挙げたジュタヌガーンに年間最優秀選手賞と賞金王、平均ストローク賞など主要タイトルを全て取られた。24大会で7度もカット脱落するなど、波が激しかったからだ。

4日現在、世界ランキング1位のジュタヌガーン(7.46点)と2位朴城炫(6.91点)の点差は0.55点。昨年末に米国に渡った朴城炫は、「フィジカルとパッティング、ショートゲームを中心に、当面は練習だけに集中したい。1年を通してプレーが安定していなければならない」と語った。

朴城炫は、今季初参戦は2月開催のホンダLPGAタイランドになる予定だ。この大会ではホームファンの応援を受けるジュタヌガーンとの対決が注目の一戦となった。

世界ランキング3位で安定したプレーで知られる柳簫然が、「朴城炫VSジュタヌガーン」の構図を破ることができるのかにも注目が集まる。

●新人王は今年も韓国勢?

イ・ジョンウンはLPGAツアーのクオリファイング・トーナメントを首席で合格した余勢を駆って新人王を狙う。新人王タイトルは、4年連続でキム・セヨン、田仁智(チョン・インジ)、朴城炫、コ・ジンヨンら韓国勢が独占してきた。昨年のLPGAツアー6大会に参戦し、上位に名を連ねたイ・ジョンウンは「新人王を受賞した先輩たちの伝統を守りたい」と語った。高いフィジカルと世界トップクラスの実力を備えているイ・ジョンウンは、大舞台でも活躍が期待されている。

2000年に生まれたミレニアムベビーのチョン・ヨンイン(19)もLPGAにデビューする。米国でジュニア時代を過ごしながら有望株と呼ばれたチョン・ヨンインは、有名ゴルフレッスンプロの父チョン・ウクヒュ氏から体系的な指導を受け、若さに似合わぬ落ち着いたメンタルと精度の高いコースマネジメント能力まで備えた。チョン・ヨンインは「所属会社(ブラボ―アンドニュー)が同じイ・ジョンウンさんと一緒に挑戦できるのは心強い。沢山学びたい。二人にとって悔いのないシーズンになればと思う」と話した。

●先輩たちの奮闘

1980年代生まれの朴仁妃とキム・インギョン、イ・ジョンウン5、チェ・ナヨン(以上31)、チ・ウンヒ(33)、パク・ヒヨン(32)は今や古参グループに仲間入りしているが、実力だけは相変わらずトップクラスだ。

世界ランキング4位の朴仁妃は2014年に結婚して以来、ワーク・ライフ・バランスを強調しながら、ゴルフ場の内外で後輩たちのロールモデルになっている。ラスベガスに滞在している朴仁妃は、「怪我無く計画した大会スケジュールを全てこなすのが1次目標」とし、「実戦練習ラウンド中心に冬季トレーニングを行いながら、ウェイトトレーニングも並行している」と話した。今年は国内外の約20大会に参戦する計画だ。

この2年間連続で勝利を収めたチ・ウンヒと2017年に3勝を挙げたキム・インギョンも経験豊富なベテランだ。昨年、負傷で休んだチェ・ナヨンも再起を目指している。


金鍾錫 kjs0123@donga.com