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MLB.comが今年の世界一を予測、最有力候補はヒューストン

MLB.comが今年の世界一を予測、最有力候補はヒューストン

Posted January. 03, 2019 07:38,   

Updated January. 03, 2019 07:38

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昨季に自由契約選手(FA)になったロサンゼルス・ドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン=32)は球団のクオリファイングオファー(1年1790万ドル=約201億ウォン)を受け入れて今年もドジャースのブルーのユニフォームを着る。

柳賢振がクオリファイングオファーを受け入れた理由は複雑だ。肩と肘の故障で2015年と2016年を無為に過ごしただけに、健康な体を証明しなければならない。今季終了後に再びFA資格を得れば、複数年の大型契約も可能になる。

もう一つは優勝可能性だ。ドジャースは、いつでもWS制覇を狙える強豪に挙げられる。ドジャースは最近2年連続で世界一を逃した。柳賢振は昨年、ボストン・レッドソックスとのWS第2戦に韓国人投手では初めて先発登板した。

2日、メジャーリーグの公式ホームページMLB.comは、今年もドジャースがWSに進出するだろうと予測した。ただ、今年のWS優勝カップは、2017年の世界一ヒューストン・アストロズが獲得するだろうと予測した。今回の調査は、30人あまりの専門家に地区優勝チームとWS制覇チームを問う投票で行われた。

アメリカンリーグではヒューストンとニューヨーク・ヤンキース、ボストンがリーグ優勝を争うとみられる。3チームともに、レギュラーシーズンに100勝以上を挙げた。MLB.comは、「おそらく2017年のようにヒューストンが残り2チームを破ってWSに進出するだろう」と予測した。

ナショナルリーグではドジャースの独走を占った。ドジャースは、マニー・マチャード(内野手)とヤズマニ・グランダル(捕手)、ヤシエル・プイグ(外野手)が退団したが、正遊撃手コーリー・シーガーが復帰するなど依然として堅固な戦力を保っている。専門家たちは、ドジャースが3年連続でナ・リーグ優勝と3年連続のWS進出を果たすだろうと予想した。

最も有力な世界一候補はヒューストンだった。ヤンキースが1票差の2位だった。専門家たちは、「ヒューストンがWSに進出できなくても、ドジャースではなくア・リーグ優勝チームがWSを制覇するだろう」と予測した。

ヒューストンは、2017年のWSでドジャースと対戦し、4勝3敗で球団創設以来55年ぶりに世界一になった。

今回の調査は、まだ新天地が決まらない大型FA選手のマチャードとブライス・ハーパーを抜きにして行われた。ドジャースがハーパーを獲得する場合、有力チームの一つになる。ハーパーの機運がドジャースの世界一達成候補に変える可能性もある。


李憲宰 uni@donga.com