Go to contents

2018年に活躍したメジャーリーグの韓国人選手たちの新年を予測する

2018年に活躍したメジャーリーグの韓国人選手たちの新年を予測する

Posted January. 01, 2019 09:24,   

Updated January. 01, 2019 09:24

한국어

2018年はメジャーリーグで活躍する韓国人選手たちには希望に満ちた一年だった。

ロサンゼルス・ドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン=31)は肩の負傷から完璧に回復し、韓国人投手では初めてワールドシリーズ(WS)に先発登板した。2013年末に自由契約選手(FA)となりテキサス・レンジャーズと7年1憶3000万ドルで契約した秋信守(チュ・シンス=37)は、その後振るわず「食い逃げ」と批判されたが、昨季に52試合連続出塁記録を打ち立て、オールスターゲーム出場という偉業を達成した。2010年に米国に渡ったが、期待株として辛抱の時間を耐え抜いたチェ・ジマン(28)も昨年6月、タンパベイ・レイに移籍してからは、なくてはならない戦力として定着した。

2019年は、これらへの期待が高まっている。チェ・ジマンはプロデビュー以来初のメジャーリーグのレギュラーを目前にしている。メジャーリーグの公式ホームページ(MLB.com)は、昨年12月30日、チェ・ジマンを、昨季に打率.322、15本塁打を記録しニューヨーク・ヤンキースのサプライズスターに浮上したルーク・ボイト(28)らとともに「2019年の隠れた宝選手5人」に挙げた。同日、米国のCBSスポーツは、2019年のタンパベイのレギュラーラインナップ予測でチェ・ジマンを正一塁手・4番に配置した。地元メディアもチェ・ジマンを正一塁手もしくは指名打者として活躍するだろうという見方が支配的だ。

柳賢振には「健康」が前提条件として付く。2019年にはクレイトン・カーショー(31)、ウォーカー・ビュラー(25)に次ぐ不動の先発3番手に挙げられるが、WS優勝を唯一の目標としているドジャースは、クリーブランド・インディアンスのエース、コーリー・クルーバー(33)ら特級の先発投手の獲得に引き続き関心を示している。最近、キム・ヨンイル氏(53=元LGコーチ)を個人トレーナーに雇用してソウルで汗を流している柳賢振が健在ぶりを見せつけてこそ、自分に向けられた球団の懸念も消すことができる。MLB.comは、柳賢振の2019年の成績を、9勝、126イニング、121奪三振、防御率3.68と予測した。順位に入った300選手のうち186位で、先発投手では53位だった。

FA契約終了まで2年を残している秋信守は、最近帰国し「優勝できるチームに行きたい」と本音を語った。優勝から遠ざかったテキサスは昨年、大活躍していた秋信守を継続して売りに出していた。選手生活も終盤を迎えている秋信守は、より安定した環境が必要だ。MLB.comは、秋信守の2019年の成績を打率.254、21本塁打、67打点、88得点と予測し、「ベテランとして堅固はパワーと選球眼で価値を証明している」とコメントした。20本塁打以上が打てるパワーと相手投手を疲れさせる選球眼が強みの秋信守が、新年には優勝チームの意味あるメンバーになれるのかも、注目すべきポイントだ。


金培中 wanted@donga.com