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またも「朴恒緒マジック」 ベトナムがマレーシアを2-0で下す

またも「朴恒緒マジック」 ベトナムがマレーシアを2-0で下す

Posted November. 19, 2018 08:44,   

Updated November. 19, 2018 08:44

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4万観客を収容できるベトナムのハノイ・ミーディン国立競技場の入場券は、オンライン販売の開始と同時に売り切れた。40万ドン(約2万ウォン)の切符は、試合当日にダフ屋によって10倍近くまで値上がりした価格で取引された。ハノイ市内の各地では集団での応援戦が繰り広げられた。大型スクリーンが設置された飲食店や飲み屋には、ベトナム国旗を持った客による応援で盛り上がった。

2018ASEANサッカー連盟(AFF)スズキカップのグループリーグ(A組)第2戦、ベトナム対マレーシアの試合が行われた16日の夜(現地時間)、ハノイは熱い熱気に包まれた。この日、朴恒緒(パク・ハンソ)監督(写真)率いるベトナム代表は、ホームファンの熱狂的な応援を受ける中、マレーシアを2-0で破った。

マレーシアは4年前にベトナムと同大会準決勝で対戦し、4-5(2戦合計)で敗れたライバル。マレーシアを超えたベトナムは、「朴恒緒マジック・シーズン3」に期待が膨らんだ。朴監督は、アジアサッカー連盟(AFC)23歳以下選手権の準優勝とジャカルタ・パレンバン・アジア大会4強に次いで、もう一つの神話を作っている。

1996年から2年置きに開催されているスズキカップは、東南アジア最高権威の大会とされる。今年の大会に参加した10ヵ国は、2組に分かれてグループリーグを行った後、各組の上位2チームが決勝トーナメントで優勝を争う。出場国のうち国際サッカー連盟(FIFA)ランキングが最も高いベトナム(102位)は、2008年に次いで2度目の優勝を目指す。2勝を挙げたベトナムは、組1位のミャンマ―に得失点差で2位となっている。

朴監督は、「A組の難敵を超えた。また誰もケガしなかったので本当に嬉しい」と言い、「まだ組1、2位になるかどうかは気にしない。ミャンマ―と戦う0日のアウエー戦に集中したい」と話した。


金在亨 monami@donga.com