Go to contents

金擇洙・未来アセット大宇監督が愛弟子の敗北にも希望を見た理由は

金擇洙・未来アセット大宇監督が愛弟子の敗北にも希望を見た理由は

Posted November. 12, 2018 08:40,   

Updated November. 12, 2018 08:40

한국어

「4-1で負けました。序盤は有利だったのに、その後相手に読まれてしまいました」(チャン・ウジン)

「トップランカーの中国選手は多様な戦術を使っているから、君ももっと色々な準備をしなければならないだろう。不可能なんかないんだ」(キム・テクス)

未来アセット大宇(テウ)卓球団のキム・テクス監督(48)が4日未明、所属チームの愛弟子チャン・ウジン(23)とソーシャルメディア(SNS)で交わした会話内容だ。国際卓球連盟(ITTF)ランキング21位ノチャン・ウジンがスウェーデンのストックホルムで行われたスウェーデンオープン準々決勝で中国の許昕(シュー・シン=2位)に1-4で敗れた直後だった。

金監督とチャン・ウジンとは、ジャカルタ・パレンバン・アジア大会でも男子代表監督と選手として息を合わせた。その時も代表チームは中国の壁を越えられず銀メダル(団体戦)と銅メダル(個人戦)に満足しなければならなかった。だが、金監督は希望に満ちていた。金監督が選手として活躍した1990年代の韓国代表は万里の長城を何度も超えていた。金監督は、「あの時も私や劉南奎(ユ・ナムギュ)監督(50)、玄静和(ヒョン・ジョンファ)監督(49)などの選手がたびたび中国に勝っていただけ。システムでは韓国が中国を勝ったことがない」と強調した。ただ、南北合同チームの結成で国民の関心が高まったことから、システム化に期待できそうな

心が弾むと言う。

今年、南北合同チームは4度結成された。金監督は、「北朝鮮の卓球水準が一定のレベルにあるので、交流が盛んになるほど南北双方の競技力は上がるだろう」と話した。セミプロ大会の実業卓球リーグが今年初めて開催されるのも(9~10月)良い兆候だ。金監督は、「選手は競争を通じて成長する。中国には世界最高のプロリーグに挙げられるスーパーリーグがあり、日本も今年10月にプロリーグがスタートした」とし、「1980年第と90年代にMBC卓球最強戦争が大きな人気を博したし、当時韓国卓球のレベルは高かった」と話した。


金在亨 monami@donga.com