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トッテナムに復帰した孫興民、同僚たちが大歓迎

トッテナムに復帰した孫興民、同僚たちが大歓迎

Posted September. 15, 2018 08:42,   

Updated September. 15, 2018 08:42

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ジャカルタ・パレンバンアジア大会で獲得した金メダルを手に持ち晴れた笑顔でトッテナム・ホットスパーの練習場に現れた孫興民(26=トッテナム)は、同僚たちから大歓迎された。14日、トッテナムが「ウェルカム・ホーム」(Welcome home)の文言とともにフェイスブックに掲載した動画の中で、エリク・ラメラとルーカス・モウラなどチームの同僚たちは、孫興民を抱きしめながら凱旋を祝福した。食堂に入る孫興民に、同僚たちから拍手が送られた。

トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、「孫興民がアジア大会金メダルで選手としての人生に転機を迎えた。彼が兵役恩恵を受けることは、クラブとして大きな資産を得たも同然だ」と話した。

チームの中核である孫興民が離脱し、戦術を練るのに苦労が多かったポチェッティーノ監督だ。彼は、「私とクラブは、孫興民の個人的な状況を優先して、アジア大会への参加を許可した。他のクラブは、シーズン中にこういう大会への参加を認めない」と語った。その上で「孫興民がクラブにプレゼントをもたらしたのだが、私のへのお土産は準備しなかった。彼と再会したとき『私へのお土産はどこにあるんだ』と聞いた。腕時計や韓国料理が欲しい。孫興民をアジア大会に送ることを決めた私も祝福して欲しい」と笑った。

孫興民は15日、本拠ロンドンで行われるリバプール戦を控えている。ロシア・ワールドカップ(W杯)とアジア大会に参加し、体力の消耗が激しい孫興民だが、レギュラーの座を勝ち取るためには出場機会が与えられた時、目立った活躍を見せる必要がある。孫興民は、「自分にとってシーズンは、これからが始まりだ。一段と成長したと思うので、最善を尽くす姿を見せたい」と話した。

孫興民はじめパウロ・ベント監督率いる韓国代表で大活躍したメンバーたちは、所属クラブに戻って週末の試合を控えている。奇誠庸(キ・ソンヨン=ニューカッスル)は強豪アーセナル戦(15日)を控えている。ドイツのブンデスリーガ2部リーグの李在成(イ・ジェソン=ホルシュタイン・キル)と黄喜燦(ファン・ヒチャン=ハンブルーガ)も15日に並んで所属クラブのリーグ戦に出場するとみられる。ドイツ紙ビルトは、「ハンブルーガで初練習をこなした黄喜燦は、すでにチームのナンバーワン攻撃要員のような動きを見せた」と評価した。


鄭允喆 trigger@donga.com