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ショートトラックのヴィクトル・アン、ロシアでの選手生活終えて帰国へ

ショートトラックのヴィクトル・アン、ロシアでの選手生活終えて帰国へ

Posted September. 07, 2018 08:06,   

Updated September. 07, 2018 08:06

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ロシアに帰化したショートトラックのビクトル・アン(安賢洙=33、写真)が選手生活を終えて帰国する予定であるという。

ロシアスケート連盟のアレサンドル・ゴルシコフ会長は5日(現地時間)、インテルファクス通信とのインタビューで「残念だが、ヴィクトル・アンが選手生活を終えて、ロシアを離れることを決めた」とし、「これまでロシアのショートトラック発展に寄与したことに感謝する」と話した。ヴィクトル・アンが韓国に帰る理由については、家庭の事情のためだと説明した。ヴィクトル・アンは2014年に結婚したウ・ナリ氏との間に3才の娘ジェインを置いている。

ヴィクトル・アンは、韓国国籍だった2006年にトリノ五輪で3冠を達成し、ショートラックの皇帝と呼ばれた。ところが、膝の負傷に加えて代表選考でも脱落した。所属チームがなくなり活躍の場を失うと、2011年に韓国国籍を放棄してロシアに渡った。ヴィクトル・アンは2014年のソチ五輪で再び3冠を達成した。ヴィクトル・アンは今年2月の平昌(ピョンチャン)五輪にも参加する予定だったが、ロシアの国ぐるみのドーピングスキャンダルに巻き込まれて出場できなかった。


李憲宰 uni@donga.com