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バレンシアのイ・ガンインがレバークーゼンとの親善試合で1軍初ゴール

バレンシアのイ・ガンインがレバークーゼンとの親善試合で1軍初ゴール

Posted August. 13, 2018 08:15,   

Updated August. 13, 2018 08:15

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相手ゴールに攻め込んだイ・ガンイン(17=バレンシアCF)がヘディングでゴールを決めると、10歳上の同僚シモーネ・ザザ(27)がイ・ガンインを高く持ち上げた。ザザは、チームの最年少メンバーのゴールにいかにも感心したようで、晴れた笑顔で、まるで赤ん坊をあやすような感じでイ・ガンインを2、3回持ち上げた。その後も頭をなでるなど、同僚たちの熱い祝福は続いた。バレンシアのファンたちは1軍試合で初ゴールを決めた期待株に起立して拍手を送った。

イ・ガンインが12日、スペインのバレンシア・メスタージャ・スタジアムで行われたドイツのレバークーゼンとのプレシーズンマッチで初の1軍試合ゴールを決めた。この日、プレシーズン5試合で途中出場したイ・ガンインはチームが2-0でリードした後半41分、トドメを刺す追加点を挙げた。途中出場から8分後のことだった。

バレンシアは、今年のプレシーズンにジョルディ・エスコバル(16=スペイン)などユースチームの期待株たちを試合に出して技量を試している。実力さえあれば、若い選手もいつでもリーグ戦に出れる、というのがバレンシアのマルセリーノ・ガルシア・トラル監督の考え方だ。トラル監督は同日、試合開始前に「16歳でも27歳の選手より優れていることを証明すれば、出場できる」とし、「昨季もそうだったが、ユース選手が1軍でプレーできる空間を作る」と明言した。この日まで、プレシーズンの5試合に連続で途中出場しながらゴールまで記録したイ・ガンインがレギュラーシーズンにも1軍で活躍できる可能性が高まってきた。

左足利きでドリブルと突破力、パス能力まで備えているイ・ガンインは、最近バレンシアが契約解除の違約金として8000万ユーロ(約1035億ウォン)を設定するほど、発展可能性を高く見ている。バレンシアは21日、アトレティコ・マドリードとラ・リーガの2018~2019シーズン開幕戦を行う。イ・ガンインが開幕戦で1軍デビューを果たすことができるのかに関心が集まっている。


金在亨 monami@donga.com