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秋信守、連続試合出塁が52でストップ

Posted July. 23, 2018 09:06,   

Updated July. 23, 2018 09:06

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テキサス・レンジャーズの秋信守(チュ・シンス=36)の連続試合出塁が「52」で止まった。

秋信守は22日、本拠地グローブ・ライブパークで行われたクリーブランド・インディアンス戦に1番で先発出場し、4打数無安打に終わった。前期の51試合で連続出塁し、21日の後期初戦で4打数2安打と快調のスタートを切った秋信守は、53試合連続出塁に挑戦したが失敗した。

第一打席で三塁ゴロ、第二打席で三振に倒れた秋信守は、第三打席の6回1死3塁の場面で出塁を狙った。だが、球審のストライク判定に泣いた。ストライクゾーンを外れた初球を球審がストライク宣言したのだ。秋信守も審判を見てアピールしながら首を傾げた。持ち味の選球眼で勝負をフルカウントに持ち込んだが、結局三振を喫した。最後の打席となった8回1死1塁で打球を捉えて一塁を踏んだが、先行走者が二塁でアウトになり、凡打に終わった。出塁はしたものの野手選択で出塁には記録されなかった。代走ライアン・ルアと交代した秋信守は、この日53試合目の連続出塁記録を作れないまま試合を終えた。

しかし秋信守の52試合連続出塁は、それだけでも高い評価を受けている。2007年のケビン・ミラー(シカゴカブス)以来11年ぶりに生まれたタイ記録で、50試合台の連続出塁記録だからだ。鈴木一朗(イチロー)が保有していたアジア選手最長記録(43試合、2009年)やフリオ・フランコが保有していたテキサスの1シーズン最長記録(46試合、1993年)も超えた。最近、メジャーリーグで本塁打か三振かの極端な勝負に流れる傾向が強まり、忍耐心を求められる連続試合出塁記録は、ますます珍しくなっている。

今年5月14日から22日まで、秋信守は打率.333、出塁率.460、13本塁打を記録し、シーズン打率を.239から。405に引き上げ、全盛期に負けない技量を発揮している。2013年に自由契約選手(FA)でテキサスと契約したが、毎年度重なる負傷に悩まされて着せられた「食い逃げ」の一気に晴らした。初のメジャーリーグ・オールスター戦出場という栄光も伴った。オールスター戦では、今季に左打者に3安打だけを許した「左打者キラー」ジョシュ・ヘイダー(ミルウォーキー・ブルワーズ)を相手に安打を放って出塁を果たした。

この日の試合終了後に秋信守は、「50試合あまりの連続出塁は長期にわたる記録なので、一人では達成できない仕事だった。心からチームの同僚たちに感謝したい」と話した。そのうえで、「多くのファンは、今晩は悲しかっただろうけど、自分は明日からまだ塁に出る」と意気込みを語った。


金培中 wanted@donga.com