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W杯決勝の主審に元映画俳優のピタナ氏

Posted July. 14, 2018 08:20,   

Updated July. 14, 2018 08:20

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16日に行われるフランス対クロアチアのロシア・ワールドカップ(W杯)決勝の主審は元映画俳優のネストル・ピタナ氏(43=アルゼンチン)が担当することが決まった。

ピタナ氏は1997年に公開されたアルゼンチンの映画「ラ・フリア(La Furia)」で刑務所看守役で映画俳優デビューを果たした。しかし、本業は現職の体育教師で、サッカー審判も務めている。2007にアルゼンチンの1部リーグ試合で主審としてデビューしたピタナ氏は、2010年から国際サッカー連盟(FIFA)の国際審判として活躍している。

ロシアW杯の南米予選で審判を務め、本大会でもロシア対サウジアラビアの開幕戦で主審を担当した。韓国が入ったF組のメキシコ対スウェーデンの試合でも笛を吹いた。ピタナ氏はクロアチアやフランスとも縁がある。今大会でクロアチア対デンマークの決勝トーナメント1回戦、フランス対ウルグアイの準々決勝で審判を務めた。

ピタナ氏は厳しいジャッジで定評がある。2014年のブラジルW杯でロシア対韓国、米国対ポルトガル、ホンジュラス対スイスのグループリーグ3試合で主審を務めた。当時から今大会まで、試合でファウルが出た時は、例外なくイエローカードを沢山提示する審判だった。元映画俳優とあって選手たちの怪しい過剰リアクションは通用しないだろう、との見方も出ている。


梁鍾久 yjongk@donga.com